6月と言えば、“June bride”。ヨーロッパでは古くから「6月に結婚すると幸せになれる」という言い伝えがあり、日本においても“6月の結婚”は多くの女性の憧れとなっています。『INSIDE GRAMPUS』では6月の特別企画として、“結婚”をテーマにインタビューを実施。第4回は吉田豊選手に、出会いのきっかけからプロボーズのシチュエーションまで、結婚にまつわるあれこれを聞きました!
インタビュー・文=INSIDE GRAMPUS編集部
―奥さんとの出会いから教えてください。
静岡学園高校の同級生なのですが、在学している時に付き合っていたわけではありません。僕は普通科のスポーツクラスで、彼女は理数科。お互いに存在は知っていましたけど、校舎も違ったので話をする機会もありませんでした。実際のところ、校内ですれ違ったのも数回じゃないかな。再会したのは卒業して4年ほど経った頃ですね。僕が清水エスパルスに移籍することになったのですが、そこで共通の友達を介して連絡を取り合うようになってという感じです。
―4年も経っていると高校時代とは印象も変わっていたでしょうし、実は顔を思い出せなかったとか?
全然そんなことはなかったですよ! 学校の中でも“かわいい”で有名な人でしたし、それは僕も知っていたので。会うことが決まった瞬間に思い出せましたね(笑)。ただ、高校時代に話したこともなかったですし、どんな人かも知りませんでした。だから、高校卒業してから変わったのか、変わっていないのかも分からず……。本当に再会した時が「はじめまして!」に近い感覚でしたね。
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