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明治安田生命J1リーグ第3節 湘南戦後 選手コメント②

113月

3/11(日)、明治安田生命J1リーグ第3節が行われ、名古屋グランパスはShonan BMW スタジアム平塚で湘南ベルマーレと対戦。0-0でのドローで試合を終えました。試合終了後、和泉竜司選手、秋山陽介選手、八反田康平選手が敵地での一戦を振り返っています。


和泉竜司選手


―前半はなかなかボールを持つことができませんでしたね。

そうですね。僕とハチくん(八反田康平)が真ん中で時間を作ったり、顔を出す部分がもう少しあっても良かったかなと感じています。


―ボールの落ち着く場所がなかったということでしょうか?

はい。相手の陣地になるべく早く行けたら良かったですけど、そこの判断やボールを奪った後の部分で……。パスやドリブルもそうですけど、ボールを前に運ぶ方法はいろいろありますし、前に運べている時はチャンスになっていたと思います。個人としてはそこが反省点だと思っています。


―相手は非常にコンパクトに戦ってきました。プレーしていて感じることはありましたか?

窮屈感はそこまで感じなかったですよ。ただ、湘南の選手全員が守備でハードワークしていましたし、なかなか簡単にはやらせてくれなかったです。でも、チームとしてチャンスがなかった訳ではないですし、そこで決めることやよりチャンスを増やすことが大事だと思います。次に切り替えてしっかりやっていければいいですね。


―ここまでの試合と比べて、攻撃面で停滞していた感触はありましたか?

停滞という感じはあまりないです。(無得点は)自分たちが求めているものではないですし、もっとやれることはあったと思います。自分たちがやってきたことを出せないと、やっている意味がないと思うので。その中でやれたこと、やれなかったことがあったので、チームとしても個人としても次に生かしていくしかないと思います。


―和泉選手にはジョー選手やガブリエル シャビエル選手を生かす役割もあります。彼らの生かし方について、今日の試合で感じたことを教えてください。

特に前半は彼らとの距離がありました。ロングボールがあってもセカンドボールが拾えなかったです。前線だけではないですが、全体の距離感が大事だと感じました。全員がいい距離感でやっている時は攻撃も守備もうまくいっているので、そこの距離感は意識的に大事にしていきたいですね。


―風間八宏監督も距離感について言及していました。チーム全体が前に急ぎすぎたことが原因でしょうか?

急ぎすぎているという感覚はないです。特に前半は湘南のいいところである前からのプレスや切り替えが速かったです。そこで簡単にジョーを使うことも大事ですけど、出して動くプレーも大事だと思うので。全体の意思統一という部分で、(選手間の)距離ができてしまいました。ジョーや前の選手を見ることはいいと思うので、そこでサポートに行ける距離や、セカンドボールを拾える距離感を大事にすることが重要です。そこの距離感は、チームがやることを合わせられればもっと良くなってくると思います。しっかりと試合の中で話し合うことも大事ですし、トレーニングの中から取り組んでいきたいと思います。

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