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JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ第3節 C大阪戦後 選手コメント①

104月
4/10(水)、JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ第3節が行われました。名古屋グランパスはヤンマースタジアム長居でセレッソ大阪と対戦し、0-3で敗北。試合終了後、相馬勇紀選手、マテウス選手、櫛引一紀選手が試合を振り返りました。
相馬勇紀選手


ー本日のゲームを振り返ってください。

勝てなかったことがすべてです。スコア通りの結果だったと思います。普段練習でやっている「止める」、「蹴る」といった技術的な部分だけでなく、闘うというところが足りていなかったかなと。球際で勝つこと、闘うという意思が足りてなかったと思います。試合を通して“闘うこと”が必要だったと思います。後半は押し込めたというか、自分たちらしい時間帯もあったと思いますけど、そこで仕留められませんでした。


ーピッチの中で修正することは難しかったのでしょうか?

そうですね。監督から言われなくても、試合中に修正していかなくてはいけませんでした。プレーするのは11人ですからね。自分たちでコミュニケーションを取りながらやらなくてはいけません。闘うというのは、一人ひとりが試合前から作り上げて出していくものです。練習中から高めていって自信にしていかなくてはいけません。


ー気持ちの面で負けてしまった要因は?

相手は入りからパワーを持って挑んできました。それを受けてしまったという感じですね。後半終盤のような押し込んだサッカーをできるのであれば、それを前半からやっていかなくてはいけないと思います。


ーサイドバックとしてプレーしました。自身のパフォーマンスはいかがでしたか?

何本か、斜めのランニングで得点に絡めそうなシーンがありましたけど、そこで結果を残すことができませんでした。2失点目に関しては、自分が対峙していた選手に走られてしまって生まれたものなので、そういったところはまだまだ足りないなと。そこはやっていくしかないです。


ー自分たちの距離感でプレーできなかった印象です。

そうですね。特に最初は広かったと思います。いい時というのは出し手と受け手の距離が近くて、技術を発揮できていますから。相手が引いていたり、ボールを受ける位置が低すぎたり、今日の試合はいろいろな要因があっていい距離感でできなかったと感じています。

マテウス選手


―今日の試合を振り返ってください。

今日はいいスタートを切ることができなかったです。すぐに先制点を奪われてしまい、チームの流れは悪くなったと感じていました。また、直後に追加点を喫してしまったことで、自分たちがいつも通りのサッカーをできなかったと思います。何度かチャンスを作って、シュートまで持ち込んだものの、それを決めきることはできませんでした。本当に残念な気持ちです。


―いい入り方ができなかった理由についてはどのように考えていますか?

試合のスタートは相手にディフェンスさせて、自分たちが攻撃を仕掛けられていました。その後すぐに失点したことで、流れが悪くなったと思います。


―悪い流れを打開するために、どのようなプレーをしようと考えていましたか?

相手の間に入って、ボールを受ける回数を増やそうと考えていました。また、そこからアシストを狙ったり、ゴールに向かってシュートを打つことも意識していましたね。ただ残念ながら、チームに貢献することはできませんでした。


―前線の選手とうまく連係できないシーンも見られました。

まだ公式戦で一緒にプレーしている時間も多くはありません。練習からチームの連係を高めるために必死で練習しています。ただし誰が出場したとしても、チームのコンビネーションに物足りなさが残らないようにプレーしなければいけません。もっともっと集中力を高めないといけませんね。次の試合はすぐやってきます。そのために切り替えて、準備をしたいと思います。


櫛引一紀選手


―今日の試合を振り返ってください。

めちゃくちゃ悔しいです。3失点しているので、DFの責任は重いと思います。自分たちが前半にうまくプレーできなかったこと。そこが一番悔しいです。


―「うまくプレーできなかった」理由について、どのように考えていますか?

自分も含めて、相手からボールを奪った後、シンプルにミスが多かったです。いつも練習でやっていることができなかったことが悔しいですね。


―チーム全体として、前線へ送るパスにミスが散見された印象です。

本当にシンプルなミスがすごく多かったと思います。あれだけミスが多いと、なかなかいい形はできません。そういう中だからこそ、後ろが粘るという展開が理想でしたけど……。


―「止める、蹴る」が正確にできなかった理由として、ピッチの状況が影響したという面もあるのでは?

ピッチは濡れていましたけど、いつもあのようなグラウンドで練習しています。グラウンドのせいにはできないですね。「止める」という部分でミスが多かったと思います。


―空中戦はほぼ負けなし。対人の守備で手応えを感じたのではないでしょうか?

2、3本は負けてしまいました。空中戦は全部で勝たないといけないと思っているのでね。その後にしっかりつなぐというところまで、上を目指してやっていかないといけません。対人は自分の良さなので、もっともっと奪う回数を多くしないといけないと思います。


―3失点目は最終ラインの中央を崩されました。あの場面を振り返ってください。

映像を見ていないので正確には分からないですけど、まず千葉さんが競ってくれました。僕がそのこぼれ球に強くいけていれば良かったと思います。そこで強くいけずに、どこから入ってきたのかは分からないですけど、相手に斜めに走られました。斜めに走られたところは、サイドの選手がカバーリングをしなければいけなません。同時に僕も中を締めることができませんでした。全員のミスだと思います。