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8/20(月)トレーニング後コメント

218月

8月20日(月)、チームはトヨタスポーツセンターで非公開トレーニングを実施しました。練習終了後、佐藤寿人選手、渋谷飛翔選手、櫛引一紀選手が取材に応じ、22日(水)に行われる天皇杯 JFA 第98回全日本サッカー選手権大会 第3回戦のサンフレッチェ広島戦に向けた意気込みなどを語りました。


佐藤寿人選手


ー22日は広島と対戦します。

自分も含めて、リーグ戦に出場する機会がない選手にもチャンスがあると思います。勝ち続けている今の流れを途絶えさせないためにも、勝ってリーグ戦につなげていくことが大事です。相手のメンバーは試合になってみなければ分からないですけど、試合、勝利に飢えている選手の思いがピッチ上でぶつかり合う戦いになると思います。


ーどのような戦いをイメージしていますか?

選手が変わっても、チームとしてのやり方が変わるわけではありません。やっていることの質を高めていくことですね。中断明けから得点を奪えていることも含め、ゴールに向かってボールを動かせていると思いますし、チャンスの数も増えてきているので、リーグ戦でやっているようなパフォーマンスを天皇杯に出場するメンバーでもやらなくてはいけません。それが勝利への近道かなと思います。


ーリーグ戦では素晴らしいゴールを重ねています。そういった得点シーンを参考としてプレーすることも考えていますか?

どれだけペナルティーエリアに入っていけるか、その中でいいポジションを取ることができるかが大事だと思います。相手の背中を取ってマークを外すプレーから、多くのシュートチャンスを作れていますしね。前線の選手がシュートを打つ機会は多いと思うんですけど、それ以上にチーム全体で前に行くことです。そういった推進力をチームとして出せていると思うので、メンバーが変わったとしてもやらなくてはいけません。リーグ戦でいいものを見せてくれているので、しっかりとつなげなくてはいけないと思います。


ー自身も得点を決めたい気持ちが強いのではないでしょうか?

得点以上に、出番に飢えていますよ(笑)。でも、それは僕だけじゃなくてみんな同じ思いだと思います。ベンチに入るのにも厳しい競争があるので。天皇杯の結果によって大きく変わることはないと思いますけど、勝って次の試合につなげることが大事です。いい状態を続けていくことですね。奈良クラブの一件も含めて、僕らはただ単に今の場所にいるわけではありません。彼らの想いも背負っていかなければいけないので、しっかりと勝ちたいと思います。


ー広島とは今季4度目の対戦になります。

多いですよね(笑)。リーグでも対戦が残っていますし。起こり得る最大限の対戦回数で、「こんなことあるの?」という感じですよ。J2にいた去年は、「天皇杯で対戦する可能性があるかもしれない」と思っていたぐらいでしたけど、J1に復帰した途端にこんなに対戦があるとは……(笑)。広島にいる人たちは自分がプレーする姿を楽しみにしてくれていると思います。でも、まずはピッチに立ち、その上でゴールを奪って試合に勝つことを意識してやっていきたいと思います。


ー豪雨災害を受けて、募金活動を実施しました。改めて広島への想いを聞かせてください。

まだまだ多くの力が必要になってくると思います。シーズンオフに入った時にはできる限りのサポートをしていきたいですね。でも、今はグランパスの一員として広島を倒さなければいけない状況にあるので、いろいろなものに飢えている仲間たちとともに、勝利の喜びを分かち合えるように戦いたいと思います。

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