本日8月17日(金)、チームはトヨタスポーツセンターで非公開トレーニングを実施しました。練習終了後、丸山祐市選手、前田直輝選手、宮原和也選手が取材に応じ、8月19日(日)に行われる明治安田生命J1リーグ第23節のサガン鳥栖戦に向けた意気込みなどを語りました。
丸山祐市選手
―次節で対戦する鳥栖には、フェルナンド・トーレスという厄介やFWが所属しています。
いや、どのチームのFWもみんな厄介ですよ。僕はうまくないし(笑)。もちろんフェルナンド・トーレス選手は強烈ですし、金崎(夢生)選手もとてもいい選手なので、彼らを抑えられるようにしたいです。
―守備陣にとって、どのようなことがポイントになると考えていますか?
守備に関しては、毎度毎度失点してしまっているので、そこで失点しないように。個人に求められる部分も多くありますけど、まずはチームとしてしっかりできるようにしたいです。
―ここ数試合はギリギリのところでカバーリングをしている印象です。
僕だけじゃなくて、GKになるべく決定機がいかないように気をつけながらやっていますけど、毎試合毎試合そんなに簡単ではないので、1本、2本はそういう場面がきます。そういう時にしっかり抑えられたらいいなと思います。でも、前の選手が一生懸命点を取ってくれているので、それに応えられるように後ろは我慢すればいいと思います。
―鳥栖はここ5試合で1失点と守備が固いです。グランパスの攻撃において、後方からの組み立ても重要になるかと思います。
マッシモ(フィッカデンティ監督)は東京の時にやっているので、イタリア人の監督ですし、後ろがしっかりしてから攻撃に移るというのがあの人のやり方です。僕がフィードというよりは、うまく前に絡められたらいいと思います。あまり僕やシン(中谷進之介)が目立たないようにできればいいと思いますし、もっとうまい選手がいるので簡単にボールがさばけたらいいと思います。
―次節でも丸山選手自身は守備面が最も重要になると。
そういうポジションですからね。守備からというのはあります。
―ジョー選手が出場停止のため、狙うボールにも変化があるのでは?
ジョー選手がいなくてもやることはあまり変わりません。大きなボールがなかなか収まらなくはなると思いますけど、出ている選手にとってはチャンスでもあります。ジョーがいないから負けるというのは僕らにとって不甲斐ないので、この試合でもしっかりやりたいです。もちろん勝ちというのが重要になると思うので、頑張りたいと思います。
―最近は縦に速い展開から得点を奪っています。最終ラインからの配球でもそういった意識を持っていますか?
逆にスピードを持って裏を狙われるのは嫌ですし、起点を作られるのは僕たちがやられても嫌なことです。それがうまくやれているのかなと思います。
―効率的に守るために、選手間で話し合いを行っていますか?
元からずっと言われていますけど、連戦の中で体も頭も疲れている部分があって、なかなか意思統一が分かっていてもできていない部分があります。最後の最後でしっかり守れたらと思っていますし、僕たちは攻撃的なサッカーが魅力的だし、風間さんがそういうサッカーをやりたいという方向でやっています。失点していいわけではないですけど、攻撃に重きを置いて、前の選手たちには自由にやってもらいたいです。もちろん守備をやらなくていいというわけではないですけど、攻撃に重きを置いて、後ろはしっかり守れたらと思います。
―セットプレーからの得点は狙っていますか?
セットプレーから取れたら楽ですからね。それはどの試合でも狙ってはいますけど、そういうチャンスを決めきれていない。それはもう一つ課題なのかなと思います。
―この5試合で体も頭も疲れてきていますか?
明日疲れているかもしれないです。2日目が辛いって言いますからね。交代浴をしっかりします。
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