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明治安田生命J1リーグ第16節 浦和戦後 監督会見

187月

7/18(水)、明治安田生命J1リーグ第16節が行われました。名古屋グランパスは埼玉スタジアム2002で浦和レッズと対戦し、1-3で敗戦。試合終了後、グランパスを率いる風間八宏監督が監督会見に臨みました。


風間八宏監督


二つあります。一つは我々の姿が戻ってきたという確信。もう一つは、ほとんどの時間で自分たちがゲームをコントロールしながら、その中で悪い時に自分たちのミスを含めて取られてしまうというところで、90分続けるのは非常に難しいなということ。この二つですね。悔しさもありますが、今日、自分たちは戻ってきた。全体として悪いゲームではなかったと思います。


―前半はボールを持っていい攻撃ができていた中で、もう少し相手の敵陣深くでボールを持ちたかったのではないでしょうか?

自分たちは押し切るだけという状態で、セットプレーから取られたと。これはゲームですから流れは多少変わるということです。それから、やっぱり(相手)ゴール前の質というものをもっと。ペナルティーエリアの中の質ということでは、前半は良かったです。後半の立ち上がりに、最初に和泉(竜司)が狙った通りにチャンスを作ったように、ああいうところでしっかりと決められるかどうか。狙った通りに相手の足を止めましたし、(ガブリエル)シャビエルのゴールにしても、相手が止まった状態でやっていました。そういうところはもっと取り組まなければいけないと思います。


―「自分たちの姿がもどってきた」という言葉がありました。中断期間には飛騨古川でのキャンプも行いましたが、その成果が今日の試合に出ていたと感じられていますか?

そうですね、やっぱり感じています。90分というものをまだまだ完全にできるチームではないですけど、そういう意味では自分たちが主導権を持ちながら、相手を見ながらサッカーができたと思います。全体の守備としても何度か危ないところはありましたが、味方を見ることで、自分たちがどこで守備につくかということも含め、多少良くなったと思います。


―ボールを持って支配しながら勝つサッカーは、現代では難しくなってきているように感じます。それでも、このスタイルを続けていくのでしょうか?

今難しいかということは知りませんが、やはりチャンスが多くあるわけで、そこでしっかり決めるかどうか。確率論だと思いますが、プレーの中でどれだけ入れるか、それが大事だと思いますし、まだまだ増やしていきたいと思います。


―コーナーキックから3失点したということについては、どのようにお考えでしょうか?

コーナーキックということはわかっていたことなので、練習もしてきたのですが、そこの中で人が離されてしまった。人の強さも出さなければいけないなということをすごく感じました。


―左サイドで効いていた和泉選手を途中交代させた意図をお聞かせください。

一つは和泉の足が止まってきたこと。彼のところで、味方が出して反応できなかったところが2、3本ほどありました。それから、内田(健太)を入れてサイドからのボールを使おうという狙いもありましたが、実際にそこまでいけなかった。そこのところは残念でした。