5月20日の柏レイソル戦から約2カ月。
玉田圭司は「すごくいい方向に進んでいる」と中断期間を振り返る。
後半戦での反転攻勢を期し、チームは着実に歩みを進めてきた。
今こそ、積み上げた成果をピッチで表現する時。
新たな手応えを胸に、円熟のテクニシャンがグランパスの逆襲を牽引する。
インタビュー・文=INSIDE GRAMPUS編集部
リーグ中断前の最終戦となった柏レイソル戦から約2カ月が経過しました。
玉田 本当に? あれから2カ月も経ったんだね……。
その当時と現在を比較して、チームの雰囲気はどのように変化しましたか?
玉田 今のチームの雰囲気は悪くないと思っていますよ。新加入選手が加わったことで、彼らはもちろん、俺らもすごく新鮮な雰囲気で練習に取り組めているので。本当に実力のある選手が加わってくれて、俺自身はすごく刺激を受けています。他の選手も刺激を受けていると思うし、彼らも刺激を受けながらやれているんじゃないかな。そういった相乗効果が今のチームには生まれている。リーグが中断してから、チームはすごくいい方向に進んでいると思っています。
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