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明治安田生命J1リーグ第1節 横浜FC戦後 監督会見

182月
2月18日(土)、明治安田生命J1リーグ第1節が行われました。名古屋グランパスはニッパツ三ツ沢球技場で横浜FCと対戦し、1-0で勝利。試合終了後、長谷川健太監督が会見に臨みました。

長谷川健太監督


ー楽な展開ではない中で、キャスパー ユンカー選手の決定力が際立った試合でした。今日の彼の働きに対する評価をお聞かせください。

“幻の2点目”はいい抜け出しでした。映像を見てもどこがオフサイドなのかわからないくらい、先ほども何回か見てきましたがよくわからないくらいのプレーだったと思います。彼はチャンスがないところでも決めきる力があると思います。今日はキャスパーの力という部分と、守備陣が最後まで体を張ってしっかりとゴールに鍵を掛けてくれたと思いますので、交代選手を含めて、みんなでつかんだ勝利だったと思っています。


ー追加点については課題が残りましたが、次に向けて期待を持てる部分もあったのでは?

今日はなかなかいい形でビルドアップすることができなかったですが、なにをしなければいけないかはそれぞれがわかっています。今日はなかなかそういうことをさせてもらえなかったと。横浜FCの圧力もあったと思います。J1に上がってきて、開幕戦ということで彼らの意気込みという部分に圧されたところが多少あったと思います。1試合を終えて、公式戦の雰囲気をそれぞれが経験できたと思いますので、次のホーム開幕戦では、もっともっと自分たちが今シーズン目指すべきサッカーにこだわりながら闘っていきたいと思っています。


ー米本拓司選手が欠場したのはけがの影響でしょうか?

けがではなく、新型コロナウイルスでもありません。体調不良です。


ー内田宅哉選手をスタメンで起用したのはスクランブルなものだったと思います。どういう狙いを持って起用したのか、そして今日の彼の評価をお聞かせください。

内田はよく走ってくれたと思います。ぶっつけ本番のような形でしたが、昨シーズンは何回かボランチも経験していますし、日曜日に行った非公開の練習試合ではボランチをやらせています。そういう意味では、ヨネを使えない中で信頼して送り出せるプレーヤーということで彼を選びました。そういう期待にしっかりと応えてくれたと思います。


ー昨シーズンは主にウイングバックやインサイドハーフの位置で起用されていた中で、ボランチの位置で今日のようなプレーを見せてくれたのは大きいのでは?

そうですね。まだまだな部分もありましたけど、終盤の彼の運動量がなかったらもっと苦しい展開になっていたと思います。足がつるまで、本当に最後の最後まで走って闘ってくれたと思っています。


ー前半はある程度狙っているような展開だったと思いますが、後半は苦しい内容になりました。

相手も失うものがないので、そういう意味ではガンガン出てきますし、ああいう早い時間帯に点を取ると、こういうゲームというのは起こり得る現象だと思います。追加点がパッと入っていればまた違う展開になったと思いますが、焦れる展開の中でしっかりと我慢できたというのは、昨年に引き続き、守るべきところはしっかりと割りきって守るということをしっかりとやれたのではないかなと思っています。