藤井陽也選手
ー大きな選手、速い選手とのマッチアップはいかがでしたか?
単純に背の高い選手が多くて、体が強いというのはヨーロッパでは当たり前だと思うんですけど、自分もそういった基準に達しなければいけないと感じました。やれたこともあったので、試合を観て振り返って、次につなげたいです。
ー相手のそれぞれの特長をどう感じましたか?
僕が1対1でやり合う場面があまりなかったので、もう少しやりたかったというのが正直な気持ちです。ただ、FWの(タミー)エイブラハム選手は大きいけどスピードがあってテクニックがあって、ああいう選手はJリーグになかなかいないので、ああいった選手にも対応できるように僕自身もっとレベルアップしないといけないと思いました。
ー全体をとおしてのチームの攻め方、守り方はいかがですか?
相手にボールを持たれる時間帯もありましたけど、今年は持たれる時間で我慢して、そこからカウンターを仕掛けるというのもやってきました。自分たちがボールを持てる時間もありましたし、試合運びは悪くなかったと思います。ただ、後半の入りは今年1年をとおしてあまり良くなくて、今回もそういった入りになってしまったので、そこは反省しなければいけません。後半はオープンな展開になって相手のカウンターも多くなりましたけど、しっかりと「0」で抑えられたことは良かったと思います。
ー攻め上がってシュートを打つ場面もありました。
積極的にいこうというのは考えていました。まだまだなので攻撃面もしっかりと練習しなければいけないと感じました。
ーASローマの選手と対戦したことで成長へのヒントは得られましたか?
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