中谷進之介選手
ー海外クラブと対戦することは貴重な機会だと思います。試合を振り返ってみていかがですか?
相手のコンディションがあまり良くなかったと思うので、そこまで驚きがあったわけではないですけど、いい経験をできたと思います。
ー世界との差を感じたところは?
速いし強くて、グランパスの選手は球際でほとんど勝てていなかったと思うので、そこは違うなと思いましたね。
ーあのサイズでスピードがある選手は世界ならではですよね。
ドイツ代表の(アントニオ)リュディガー選手もそうですけど、海外ではあの大きさでスピードがあるのがノーマルなのかなと改めて感じました。
ータミー・エイブラハム選手に競り勝つ場面もありました。
彼と少し話したんですけど、「休日明けだ」と言っていました。「3日前に日本に来て、その前は完全にホリデーだったんだ」と。そういった相手なので正直参考にはならないですけど、100パーセントの状態でやったらとんでもないものがあると思うので恐いですね。
ー前半はボールを持てる時間もありました。
後半になってから少しスイッチが入ったかなと思いましたけど、最初は絶対に本気を出していなかったですよね。前半のいい流れの中で1点取れればと思っていました。その中でも(ネマニャ)マティッチ選手は違いがありましたね。あの大きさでうまくて強いから。プレミアリーグでやってきた選手で、(ジョゼ)モウリーニョ監督が(自分が率いるチームに)連れてくるだけあるなと思いました。
ー試合の進め方はどう考えていましたか?
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