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明治安田生命J1リーグ第4節 神戸戦後 監督会見

133月
3月13日(土)、明治安田生命J1リーグ第4節が行われました。名古屋グランパスはノエビアスタジアム神戸でヴィッセル神戸と対戦し、1-0で勝利。試合終了後、マッシモ フィッカデンティ監督がオンラインでの会見に臨みました。

マッシモ フィッカデンティ監督


まず、前半が本当にすばらしかったと思います。いろいろな形からチャンスを作りましたし、ボールの渡し方も良く、総合的に見て(良かったです)。1-0で折り返すだけのサッカーができたと思います。

 

シーズンの初め、国際Aマッチデーまでの連戦という中で疲れが溜まっていく状況ですし、柏レイソル戦から何人かの選手を変更しました。チーム全体として疲れが抜けきっていない中でどう闘うか。幸いにもリードを奪った形で後半に入ることができましたので、そこでさらに点を取り合いになるような展開に持ち込んではいけないと。まず我々が試合を支配し、ゲームをコントロールするということをやりきれました。距離のあるミドルシュートしか打たせていませんし、交代で入った前田(直輝)も決定的なチャンスを作りました。そこで決めていれば良かったのですが、それでも相手に一瞬隙ができたところでやり返すということができていました。やるべきことをやり、チームとしての成長を感じられたというのが、今日の試合を終わって感じたことです。

 

ー集中力を切らさずに守りきった試合でした。選手たちにどのようなことを求めたのでしょうか?

一瞬の隙を作ったり、試合の流れによってカっとなってしまったり、失点したことで慌てて点を取りにいき2点目を取られてしまうというようなことを繰り返しては絶対に強いチームになれないと、練習からこだわって取り組んでいます。試合中にどうすれば集中した状態で90分、アディショナルタイムも加えると100分近くを続けられるのか。それができなければ勝てるわけがありませんし、そういった部分を日頃から強く求めています。選手たちも当たり前のように、今日も淡々とそれをやってくれたと思います。


ー得点を決めた稲垣祥選手の評価を聞かせてください。

総合的にすばらしいゲームをやってくれたと思います。昨シーズンから一緒にやっていますが、まず全選手が彼のことを「人間としてすばらしい」と言うと思います。今日の試合で決めた得点も素晴らしいゴールでしたし、その前にもあとにも点を取るチャンスがありました。相手に当たったシュートも、ペナルティエリアの外から打ったシュートも、枠に入っていたのではないでしょうか。もう一度映像を確認しなければわかりませんが、ベンチからそのように見えました。もしかしたら3点取っていたのではないかと思います。それ以外のところでも、彼らしさをしっかりと出しプレーしてくれたのではないでしょうか。