10月2日(金)、チームはトヨタスポーツセンターで非公開練習を実施。練習開始に先立って、稲垣祥選手、阿部浩之選手がテレビ電話取材に応じました。
稲垣祥選手
ー前節は守ることができていたのか、それとも耐えることができていたのでしょうか?
両方あると思います。結果的に失点をしているのは見つめ直さなければいけないと思います。攻撃で形や自分たちの時間を作って、崩せるようなシーンをもっと多く作らなければいけません。それは守備でも負担になっていきますし、得点も奪えないと思います。
ーマイボールの時間が少ない印象も受けています。
僕もそれを思っています。前節はピッチ状況が悪かったので、そこのバランスをチーム全体で取ってました。リスクを少なくやるという意味では、多少仕方ない部分もあるのかなと。ただ、前節より前の試合でも、もう少しコントロールしながらゲームを進めたかった思いがあります。そこはもう少しチャレンジしていきたいです。
ー攻撃が急ぎすぎている部分もあるのでしょうか?
急ぎすぎてるなと感じる部分や、味方がポジションをしっかり取れていないこともあります。サポートする選手がボールを持っている選手に対して、「なにをするんだろう」と構えてしまう部分も多くあるのかなと。サポートの意識や、相手を乱すような動きを全員がやっていかなければ、窮屈になってくるかなと思います。
ー神戸戦では稲垣選手のパスを受けた阿部浩之選手がシュートを打ったシーンもありました。そのような形を増やしていきたいのでしょうか?
そうですね。ああいう流れができれば理想だと思います。決定的なシーンになればいいですが、全部が決定的なシーンになれないと思います。自分たちがボールを持っている時、どのように時間を進めていくかというところの主体性も持ちたいですね。
ーそれは攻守両面においてでしょうか?
守備はリアクションになるので、全部が主体性を持ってというのはなかなか難しいと思います。攻撃でもう少し意図してコントロールできるようになっていきたいですね。
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