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JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ第3節 G大阪戦後 選手コメント②

44月

4/4(水)、JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ第3節が行われました。名古屋グランパスはパロマ瑞穂スタジアムでガンバ大阪と対戦し、1-4で敗戦。試合終了後、櫛引一紀選手、秋山陽介選手、青木亮太選手が試合を振り返りました。


櫛引一紀選手


―今日の試合を振り返ってください

正直ルヴァンカップでは、前半で試合が終わってしまうことが多いです。1万を超える人たちが試合を観にきてくれた中でこのような結果に終わり、本当に申し訳ない気持ちがあります。マークをしっかり付いておくといった、基本的な部分が問題だったと思います。今日は特にクロスを入れられる場面が多かったので。そういう部分をもっと突き詰めなければ、今日のような試合になってしまうと思います。もったいなかったですね。


―前半は櫛引選手のサイドからクロスを上げられる場面もありました。その対応は難しい部分があったのではないでしょうか?

もう少しスライドを速くしてもらうのか、または僕がいかないで対応するのか。そこで少し迷った部分はありました。隣のセンターバックの藤井(陽也)と、もっと声を掛け合いながらやれていたらと思います。


―ボールを奪ってから攻撃に転じる場面については、どのような印象を持っていますか?

特に前半は(ボールを)出して終わってしまうことが多かったので、その先で取られることが多くなっていました。最初は何回かいいシーンもありましたけど、中盤あたりでは全然前に進みませんでした。後半は(小林)裕紀くんやアーリアくん(長谷川アーリアジャスール)が入ってきて、だいぶサッカーが変わりました。あの2人がいない中でも、そういうサッカーができないといけません。


―前半の入りの時間帯はどのように評価していますか?

入りは前へ前へとできていたので、良かったと思います。そこからそれが続かなかったり、ミスが多くなった印象です。


―相手の先制点はワンチャンスを決められてしまいました。

自分たちの流れでプレーできていたのに、ああいうワンチャンスでやられてしまい、厳しくなってしまいました。自分も含めて、ゴール前ではあと一歩寄せるとか、こぼれ球に相手より早く反応するとか、基本的なことが重要だと思います。もっともっと厳しい目を持って練習からやっていかないといけません。


―後半だけ見るとポジティブに評価できる部分もあったのではないでしょうか?

点数が離れていたので、評価は難しいところもありますけど、間違いなく前半よりはいいサッカーができたと思います。本当に裕紀くんやアーリアくんに助けられて、後半はボールが回りました。いいサッカーができたと思います。点が入るのが遅かったという印象です。


―後半のディフェンスについては、どのように評価しているのでしょうか?

(菅原)由勢と一緒にラインコントロールはうまくできていましたし、オフサイドも何度か取れていました。逆にそんなに危ないシーンはなかったと思います。ああいう守備が前半からできていれば良かったです。


―鳥栖戦で出た課題の克服という点では、収穫はありましたか?

相手をコントロールするという点は意識していて、2人でうまくラインコントロールができていました。また危ないシーンでは2人でしっかり中を絞って、相手を外に出させた上で、クリアできていたと思います。次の札幌戦ではもっといいプレーができると感じています。


―次の試合では、古巣の札幌に帰ることになります。楽しみという感情を持っているのではないでしょうか?

そうですね。めちゃくちゃ楽しみです。札幌ドームでやるということを、今年の一番の目標にしていました。チームとしてはもちろん勝たないといけませんけど、個人としてもいいプレーをして絶対に勝利したいと思います。


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