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明治安田生命J1リーグ第6節 札幌戦 前々日監督会見

54月

本日4月5日(木)、トヨタスポーツセンターで非公開トレーニングを実施。練習終了後、明治安田生命J1リーグ第6節の北海道コンサドーレ札幌戦に向けて、風間八宏監督が記者会見を行いました。

※動画のみ有料となります。


風間八宏監督


—ルヴァンカップのG大阪戦から、中2日で札幌戦を迎えます。どのような準備をされていますか?

準備については昨日終わって今日するだけではなく、すでにしています。そういう意味では、選手も集中して良くやっていたと思います。


—過密日程の中で中2日、中3日というサイクルが始まります。中2日ではどのような考え方で調整していくのでしょうか?

頭の整理が一番だと思うけど、やはりコンディションが重要です。それに、10試合やったところでの中2日ではないから、まだまだ選手はフレッシュです。昨日もそうだったけど、やりたい選手が多いんでね。試合をやりながら、良くなっていきたいと思う選手がかなりいる。そういう意味では、タフな集団にならなければいけないし、なってもらいたい。そして下の層も作っていかなければいけません。


—チームを管理する側として、コンディション面をいつも以上に気にするところも出てくるのでしょうか?

ここからは出てくるでしょうね。だけど、ずっとやってきたことは変わらないのと、頭の中の整理なんでね。時間を短くすることも可能だし、逆に言えば全くやらないことも可能です。積み重ねというのは、そういうところで大事になってくる。1回1回、相手に対して変えていったり、変化をするチームではないので、そこのところはアドバンテージだと考えています。


—ここ最近は白星から遠ざかっています。チームの中でネガティブな反応はあるのでしょうか?

全くないですね。全員がもっともっと競り合ってくれないと仕方ない。それに、マイナスの部分というのはほぼありません。いつも言っているように、すべてのところで自分たちがトライする。全員、チーム自体もトライしているので、そういう意味では何の影響もないと思います。


—4日のG大阪戦を前に、「結果よりも自分たちの進化」とおっしゃっていました。

もちろんそうです。昨日は後半に逆転できたと思うから、チーム力はついていると思うんでね。自分たちがやろうとしていることをやれずに負けてしまったのなら大きいことだけど、だからこそ「どう勝つか」がすごく大事になる。勝ち負けで一喜一憂するのではなく、「どう」も徹底的に突き詰めているチームですから。


—伸びてきてほしい若手選手や経験の少ない選手の成長は、ルヴァンカップでも感じられましたか?

経験をさせるということもそうだし、すべてはプロの集団になっていくための過程かなと。下から上に上げている選手、若手と言われている選手がプロになったわけではない。それぞれの中で、もっともっと厳しい集団にならないといけません。若いから時間があるというわけではなくて、時間はうまい選手に与えられるものなので。「全員が切磋琢磨しろ」と、いつも話しています。


—G大阪戦は後半からジョー選手を途中出場させました。

ジョーの場合は、もっとコンディションを上げたいというところで、(試合の)半分は使うつもりでいました。


—状態としてはまだまだというところですか?

まだまだだと思います。動きはあの程度ではないと思うので、もっと慣らしていかないといけません。彼自身も試合を積んできている人間なので、もっとやらせていいかなと思っています。


—体調不良が伝えられていた選手たちはトレーニングに戻ってきましたか?

だいたいは戻ってきましたね。久しぶりに人数が多い中でやれました。


—得点を取れない時期もありましたが、ここ最近はゴールを奪えるようになってきました。

昨日のゴールもそうだけど、トレーニングの中で意識が変わってきた証でもあると思います。外すところはトレーニングしていないけどね(笑)。その前(鳥栖戦)もそうでしたし、イメージは増えてきていると思います。

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