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JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ第6節 徳島戦後 監督会見

185月
5月18日(水)、JリーグYBCルヴァンカップ グループステージの第6節が行われました。名古屋グランパスは鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアムで徳島ヴォルティスと対戦し、2-0で勝利。試合終了後、長谷川健太監督がオンラインでの会見に臨みました。

長谷川健太監督


まずグループステージを突破することができて本当に良かったと思います。(グループステージ)前半戦の戦い方は非常に苦しかったですが、リーグ戦をとおして徐々に、最終的には勝点を「10」獲ることができたので、選手たちが終盤よく頑張ってくれたと思います。

 

今日の試合もいい形で先制できました。リーグ戦ではなかなか追加点が取れなかったのですが、今日は難しい時間帯をしっかりと闘い、追加点も取れました。非常にいいゲーム展開でしたし、全員がしっかりとプレーをしてくれました。本当に頑張ってくれたと思います。


ー吉田温紀選手が先発でフル出場、先制ゴールも決め大きな貢献をしました。今日の評価をお聞かせください。

今日は言うことないと思います。終盤は疲れたと思いますが、点も取ってくれましたし、自信を持ってプレーしてくれたと思います。先発で出たルヴァンカップ清水(エスパルス)戦とは全く別で自信に満ちていました。点を取ったということでも、自信を持ってプレーすることにつながったと思います。本当に言うことがないなと。最後まで温紀がピッチに立ってくれたことは非常に大きかったと思います。


ー吉田温紀選手の活躍により、監督にとっても悩ましい部分であるボランチのポジションの起用方が解消に向かうのではないでしょうか?

そうですね、今日は宮原(和也)もやりましたが、彼も非常にいいプレーをしてくれました。そういう意味では、吉田温紀がまず一つ、こういう形で結果を出してくれたことはうれしく思います。とはいえ、若い選手なのでいいことも悪いこともあると思います。今後、さらなる成長を期待したいと思います。


ー若い選手が活躍してチームに刺激を与えるということに対して、監督としてどう考えているのでしょうか?

若い選手がこういう形で活力を与えてくれると、いろんな意味でチームが活性化してくると思います。もっともっとベテランの選手を突き上げるようなプレーを期待したいと思います。


ー今日はアカデミー出身の3選手が先発出場し、チームとして結果を出しました。近年のグランパスでは見られなかったことだったとも思うのですが、アカデミー出身の選手が活躍したことについてどう感じていますか?

自分の中では普通なので(笑)。通常の競争のサイクルなのではないかと思っています。ルヴァンカップという舞台で若い選手が出場して自信を得て、そしてリーグ戦でも、という形で成長曲線を辿っていくと思いますので、本当にすばらしい大会だと思います。こういう大会で若い選手が活躍することがチームの成長につながりますし、個人の成長にもつながっていくと思います。あれぐらいやれる選手たちだと思っていますので、さらに自信を深めてリーグ戦でも活躍してくれることを願っています。


ー吉田温紀選手はフルで起用することを想定していましたか? それとも試合を追いながら、「このままいける」と感じて起用し続けたのでしょうか?

だめだったら前半で、早い時間で代えようと思っていました(笑)。