NGE

明治安田生命J1リーグ第20節 鳥栖戦後 選手コメント

177月
7月17日(土)、明治安田生命J1リーグ第20節が行われました。名古屋グランパスは駅前不動産スタジアムでサガン鳥栖と対戦し、1-3で敗戦。試合終了後、中谷進之介選手、前田直輝選手が試合を振り返りました。

中谷進之介選手


ーリードした状態で後半を迎えました。後半の入りに関して、守備陣として考えていたことは?

前半は相手のペースで進んだものの得点を許しませんでした。また、オウンゴールという形ではありますけど、先制点を取ったことは良かったと思います。後半はああいった展開にならないように、攻撃では自分たちがボールを持って主体的に攻めていく、守備においても引くのではなくて勢いを持っていければと思っていました。しかし、前半と同じような展開になってしまいました。


ー後半、立て続けに失点を許しました。チームの状況を振り返っていただけますか?

相手のプレッシャーを受けてしまったことで長いボールを蹴り、セカンドボールを拾われてまた攻撃を受ける、というように押し込まれてしまいました。「いつもだったら」と言うのはおかしいですけど、今まではヤスくん(木本恭生)にボールが当たって入るようなことはなかったと思います。それでも入ってしまうというのは、試合の入り方(が良くなかったこと)もそうですし、ついていなかったのかなと思います。


ー相手がボールを保持してくることは想定していたかと思います。その中で割りきった守備をできていましたか?

前半は良かったと思います。ただ、後半は相手の立ち位置がすばらしかったというか。ウイングが高い位置を取り、間に樋口(雄太)選手、仙頭(啓矢)選手が入ってきて、松岡(大起)選手がアンカーで舵を取っていました。1失点目も最初に真ん中を使われていたと思います。中央から消すことを徹底したかったです。


ーミスマッチを作られるシーンが多くあったかと思います。試合の中でどのように修正していきましたか?

前半、左サイドは受け渡しをしながらうまく守れていたと思います。マテちゃん(マテウス)も高い位置で守備をできていましたしね。でも、右サイドは(前田)直輝くんの裏に走られることが多かったです。相手の狙いどおりだったというか、うちの選手がついてきたところの裏を突くというのは、相手の策だったのかなと思います。


前田直輝選手


ー苦しい展開の中でリードを奪って後半に入りました。後半の戦い方はどのように考えていましたか?

右サイドの宮原(和也)選手と僕のところで(マークの)受け渡しがうまくできていないという印象が、監督を含めてあったみたいで、相手のウイングバックの中野(嘉大)選手や大畑(歩夢)選手の上がりに対しては僕がついていくというのは準備していたところところでした。そこは変わらずにやろうよというところを再度確認して、確実に失点を”0”でというところだったんですけど、僕を含めて戻りが遅くなって、アンラッキーな形でゴールを決められてしまったのかなと思います。


ー前半のオウンゴールを誘った場面を含めて、右サイドから攻められていたところもあったと思います。もっと良くしていけたとか、手応えはいかがでしたか?

相手の3バックだったり、5バックの外の選手がうちのサイドバックの宮原選手まで食いつくというのはなんとなくわかっていました。大畑選手の食いつき具合も、まあまあ僕の足元に来ていたなと思ったので、木本(恭生)選手に耳打ちをして、「もう少し裏を狙ってくれ」と話をしました。柿谷(曜一朗)選手とのワンツーという形でしたけど、いい形で抜けられたのは良かったんじゃないかなと思います。