良き仲間として、時に好敵手として高校時代をともにしたからこそ、
分かり合えるものがある。
「グランパスのストロングポイントになれるように」
約4年の時を経て“約束の再会”を果たした青木亮太と秋山陽介が、
グランパスの攻撃陣を牽引する。
インタビュー・文=INSIDE GRAMPUS編集部

始めに、秋山選手のグランパス加入が内定した時の心境からお聞きします。高校時代をともに過ごしたお二人が、プロの舞台で再会することになりました。
青木 高校時代のチームメイトと一緒にプレーできる機会が訪れるとは想像していなかったので、素直にうれしかったですね。まさかプロになって同じチームでやるなんて考えてもいなかったので。
秋山 僕も同じ気持ちです!
青木 いやいや、もっとあるでしょ(笑)。俺の存在が大きかったとか。
秋山 確かに(笑)。初めてグランパスの練習に参加した時も、青木がいたからすんなりとチームに入ることができました。知っている存在が“そこにいる”というだけで、僕にとっては大きかったですね。
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