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明治安田生命J1リーグ第10節 湘南戦 前々日監督会見

25月
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本日5月2日(木)、トヨタスポーツセンターで非公開トレーニングを実施。練習終了後、明治安田生命J1リーグ第10節の湘南ベルマーレ戦に向けて、風間八宏監督が記者会見を行いました。


風間八宏監督


―湘南戦に向けて、選手の状態はいかがですか?

状態はすごくいいと思います。2日間のリフレッシュもありましたから。彼らはものすごく練習するので、休養も重要なトレーニングです。そういう意味では、すごくいい状態だと思います。


―オフ明けのトレーニングから、選手に積極的な姿勢やチームの状態の良さが伺えました。

そうだね。一人ひとりが自分のレベルを上げようとやっているので、そういう意味では、彼らに「練習をやれ」と言う必要はない。逆に、「ちょっと休め」と言うことも必要ではあるから。それくらい、いい状態で(トレーニングに)来るからね。休むということは、心と体のリフレッシュ。そしていい状態で次のトレーニングに来ている。これが当たり前のことだと思うけど、今までとは違うところだろうね。


―1-0で勝ちきれているということは、強さの表れなのでは?

強くなっていると思う。攻守一体で攻めるという部分で、チームが一緒に動いている。歩いている人は1人もいないのでね。ただ、言い続けている通り、まだまだもったいないチャンスはありますし、高めていかないといけない技術は山ほどある。そこのところは考え方を落としたくない。選手も落としていないと思うけどね。そういう中で、試合に勝つということはすごく大事なこと。それから、自分たちは相手に合わせて勝っているわけではないのでね。自分たちのいいリズムでやれている時は相手を圧倒する。それが悪い時に、良くない時間が少しある。それもすべて勉強だと思うので。それがある以上、チームは前に進んでいくと思うので、いいと思います。


―「いい時間を長くする」という部分で、広島戦の後半はリズムが落ちていたのでは?

そうだね。そこで何が大事かと言うと、2点目、3点目を取れる決定機があった中で、いかに仕留めるかだと思う。そこのところをもっと貪欲に。それからシュートの前の、最後のプレーだよね。そこでちょっとしたズレがたくさんあるので、そこのところはやらないといけない。見ていてわかる通り、パススピードもテンポもすごく速くなっているので、止める技術がもう一つ上のレベルじゃないとだめ。動きながら止める技術がすごく重要になってくるので。意識をさせてやっているところなので、まだまだチームは伸びてくると思います。


―アウェイでは勝ちきれない試合がありました。アウェイの難しさ、ホームの優位性があるのでしょうか?

1試合1試合が全て違うし、どんどんチームは変化しているので、前の試合はあまり比較にならないんだよね。だけど、アウェイは1点を取って、やめてしまうゲームが多かった。1点目を取ってから、やめずにやり続けること。それはずっと同じ。自分たちでテンポを変えてしまったところがあったので。そこは言って、直っているところです。そこのところを大事にすれば、やれると思う。それから、もちろんホームでやれることはいいことだと思うけど、ホームの優位性というより、自分たちがやり続けるかどうか。そこが一番のポイントだと思います。勝った試合はやり続けている。引き分けたり、負けてしまった試合ではやり続けていない。そこは選手たちも理解しているので、やり続けてもらいたいと思います。


―先制点の後が重要だということですね。

それが楽になるかどうか。サッカーなので、当たり前の話。その中でも、広島戦のように、やり続ける中で少し落ちてしまう分には問題ないんだけど、何試合かはやり続けることをやめてしまったね。もうそういうことはないと思うので、そこは意識してやり続けてもらいたいと思います。


―ホームだからこそ、やり続けられるという考え方もできるのでは?

もちろんそれもあると思うけど、チームが成長しているということだと思うんだよね。自分たちがもう一回やり続ける、点を取り続ける。そこの部分は技術だから、そこはやっていかないといけない。ただ、(ホームの)ピッチは自分たち用だから、そこは全く違うところだよね。ものすごくいいピッチでサッカーをやらせてもらっているので。もちろんファミリーの存在もあるけど、運営の各所でも努力をしてくれている。豊スタはピッチが素晴らしいし、パススピードがものすごく速くなるので。そういうところで優位性はあると思う。それでもアウェイの試合は半分あるわけで、技術をつけて、アウェイでも技術の差をつけないといけない。そこはずっと続くテーマだけど、やり続けるだけだね。

(残り: 622文字 / 全文: 2555文字)

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