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明治安田生命J1リーグ第9節 広島戦 前々日監督会見

264月

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本日4月26日(金)、トヨタスポーツセンターで非公開トレーニングを実施。練習終了後、明治安田生命J1リーグ第9節のサンフレッチェ広島戦に向けて、風間八宏監督が記者会見を行いました。


風間八宏監督


ータイトなスケジュールの中でサンフレッチェ広島戦を迎えます。

最後のところを丁寧にやるかどうか、そこだけだと思います。自分たちの中にすべてがあると思うんでね。そこで丁寧にやれればもっとチャンスができるし、もっと仕留めることができると思います。そこはずっと強調しているところですね。


ー堅守を誇る広島との対戦では、いつも以上に丁寧さがカギになってくるのでは?

もちろんそうです。結局はそこだと思うんで。それから、そこまでが見えてきているから前に行けているというのもあります。あとはいつも言っている通り、最後のところで止めること、点で合わせることができればね。うちはスペースを探すわけではないから。もっともっと良くなるとは思います。


ー守備面も向上しているように感じます。「何が起こるか」への理解が深まっているからなのでしょうか?

それは間違いなくあると思います。開幕戦からゲーム全体の形は変わっていません。あとは質をどこまで高められるか。質が高まってくると、また形が変わってくるとは思うんだけど、そうやってどんどん前に進んでいくことを期待しています。


ー負傷離脱中のガブリエル シャビエル選手のコンディションはいかがですか?

動いていますよ。どうかというのは明日になってみないとわかりませんけど。シャビエルもマテウスも活きが良さそうですけどね(笑)。


ー離脱する選手がいたとしても、大きな不安なくゲームに臨めるというのはいいことなのでは?

出られない選手がいたとすれば、ほかの選手のチャンスでもあります。それに穴埋めではなく、違う色を出してくれると思います。それをいつも期待していますよ。そういう意味では、ルヴァンも含めて選手が変わってくることが大事だと思います。


ー24日の大分戦でおもしろいプレーを見せてくれた選手はいましたか?

たくさんいると思います。やるべきことはどちらも変わっていなくて、どれだけの質を見せられるかどうか。それを選手が自覚してやってくれています。ターンオーバーではなく、一つのチームとして誰がどの試合に出るかという形で進んでいるので。みんな良くやってくれているし、変わるところは変わると思いますね。


ー広島戦は平成最後の試合になりますね。

別に大したことじゃないよ(笑)。


ー平成が始まった頃、監督がドイツから帰国した頃と比べて、様々な面で大きく変わったのでは?

サッカーも違いますね。一番は見る人たちが見ることを楽しめるようになったと思います。要求も高くなっていて、どんどん進歩している。昔では考えられないことですよ。これだけ多くのお客さんが来てくれて、それが日常になるというのはね。それはサッカーにおいてものすごく大きな変化だと思います。


ー監督がプレーしていた頃は今ほど多くの観客が観戦しているわけではありませんでした。

最初はそうでしたね。ワールドユースの頃に2万5000人ぐらい入り、すごいと感じました。ドイツに行って、「こういうスタジアムになったらいいのに」と思っていたけど、今はそうなったからね。「どこが最先端」と言っている時代ではなくて、それぞれのところで文化とサッカーができてくればおもしろいと思うし、もうそういうところにきたと思います。どこかを見本にして追いかける時代ではなく、自分たちで作っていく時代です。素晴らしいことだと思いますよ。

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