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JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ第4節 大分戦後 選手コメント①

244月
4/24(水)、JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ第4節が行われました。名古屋グランパスは昭和電工ドーム大分で大分トリニータと対戦し、2-2で引き分け。試合終了後、赤﨑秀平選手、菅原由勢選手、相馬勇紀選手が試合を振り返りました。
赤﨑秀平選手


ー厳しい闘いの中で同点ゴールを決めました。

早い時間帯に退場者が出てしまったので、少ないチャンスを決めることだけに集中していました。


ー得点シーンを振り返ってください。

相馬(勇紀)が1人でボールを運べるということはチームとして分かっていたことなので、それに期待して最初から(ペナルティーエリアの)中で相手と駆け引きをしていました。自信を持っていいコースに蹴れたかなと思います。


ー最後まで走り続けましたね。

退場した選手が千葉(和彦)ちゃんだったということもありました。チームのために頑張ってくれている選手ですから、みんなが「千葉ちゃんのためにどうにかして追いつこう」という気持ちで走っていたと思います。


ーリーグ戦につながる同点ゴールだったのでは?

苦しい中でも気持ちを出して闘えたことは財産になると思います。リーグ戦であまりいい勝ち方ができていないというのもありますしね。“うまくて強い”というグランパスを見せていけたらなと思います。


ーファン・サポーターにメッセージをお願いします。

大分まで多くのサポーターの方々が来てくれて、その声援のおかげで最後まで走れたと思っています。今度はホームで試合があるので、また足を運んでもらえたらうれしいです。


菅原由勢選手


―今日はセンターバックで起用され、フル出場を果たしました。

リーグ戦のメンバーの活躍を見ていて、全員が「活躍して、勝ちたい」という気持ちを持っていました。その「勝ちたい」という気持ちが、今日は全員のプレーに表れていたと思います。だからこそ、1人減って10人の状況になっても、最後まで自分たちのサッカーをやろうとしました。そして、同点に追いつけたと思います。


―10人の状況になり、ピッチ内ではどのような意識を持ちながらプレーしていたのでしょうか?

10人になっても僕たちのサッカーは変わりません。やることをやれば、十分に押し込めると思っていました。そこまで変えたことはなく、自分たちのサッカーをしました。もちろんカバーすることは必要で、戻らなくてはいけない場面で人一倍頑張るという覚悟はしていました。そういった意識を全員が持っていたので、引き分けという結果につながったと思います。


―センターバックとしての自身のプレーをどのように評価していますか?

前半は本当に良くなくて、自分のマークしていた選手に失点を喫してしまいました。後半はなんとか取り返そうと思い、前半のことは1回忘れようという気持ちで臨みましたね。1人少ない状況になって追い込まれてから自分のプレーができてきたと思います。だけど、それでは遅いというか。前半の立ち上がりから自分のプレーをしなくてはいけないですし、チームの速さに合わせないといけません。後半のサッカーや自分の出来に関しては、これをしっかり継続していくことが大事かなと思います。


―後半にはどのような手応えを得たのでしょうか?

1人少ない状況だったので、なるべく速くゴール前に行かなきゃいけないと思っていました。時間をかけて攻撃したら、相手のほうが1人多くなります。だから、速いテンポでパスを回すことを意識しました。千葉さんが退場した後、どうしても点を取りに行かなくてはいけない状況でした。最終ラインに入った金井(貢史)選手や秋山(陽介)選手は攻撃的に行くことがわかっていたので、僕とクシくん(櫛引一紀)で絶対にカバーし合あおうと話していました。守備のカバーはしっかりできたと思います。


―チームとしてやりたいことができた印象を持っていますか?

後半に1人少なくなってもあれだけ押し込めたので、自分たちのサッカーだと思います。1人少なくなってもそれができるのであれば、11人の時にもっと点を取らなくてはいけません。もっと自分たちのサッカーを追求しないといけないと思います。


―最後は両チームにチャンスが訪れました。危機感を持っていましたか?

最後は秋山選手のスーパークリアがありました。あの場面のように、戻るべきところに戻る選手がしっかりいたと思います。全員がカバーし合う意識があったので、失点しなかったり、相手のミスにつながったと思いますね。


相馬勇紀選手


―本日の試合を振り返ってください。

10人になっても、チームとしてやることを変えずに、前からボールを奪いにいくことができたと思います。ボールを奪ってシュートまで攻め込むシーンが何度もありました。ただ、自分のFKを含めて、決めきるチャンスはありましたし、そういうところを突き詰めていくことが、次に向けて必要なことだと思います。一方で、伊藤(洋輝)選手や秋山(陽介)選手がギリギリのところをスライディングで守ったりなど、ゴール前の勝負どころの球際で守りきれました。その点はチームとして良かったと思います。


―サイドバックとしてスタートしました。意識していたことを教えてください。

自分の特長である、前へ前へといくことを意識していました。ただ、今日は左からの攻撃が多かったこともあって、攻め込むシーンが少なかったですね。周りの状況を見ながらですけど、それでも前にいけるようにしていかなくてはいけないと感じました。


―サイドハーフにポジションを移してからは、ドリブルでの仕掛けが多くなりました。

そうですね。ボールを受ける前に、ディフェンスラインの背後へのランニングでスペースを突いたり、ボールを持った時に仕掛けることはできたと思います。


―左サイドでコンビを組んだ秋山選手と、呼吸が合わないシーンも見られました。

今日はそういうシーンが少し出てしまいましたね。僕の受けるタイミングが合ってなかったですし、秋山選手の出すパスにもズレがあったと思います。どちらのミス、というものではないです。そこはお互いに修正できていれば良かったと思います。(大学時代に)長年やっていた、という部分もあるので、合わせられるようにまた練習していきます。


―アシストという結果を残しました。

結果を出すことは自分の軸にあることなので、そこは良かったと思います。最初はシュートを打とうと思ったんですけど、得点が入る最善の選択を考えて、優しいボールを落とすことができました。あのシーンの判断は良かったと思います。


―10人になってからでも、同点に追いつくことができました。

10人で追いつけるということは、11人いたらもっと圧倒することができたということでもあります。そこについては表と裏の両面があるので、そこを整理してもっとやっていきたいと思います