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【U-18特別対談】牛澤健(キャプテン)×田邉光平(グラウンドマネージャー)

24月

4月6日(土)、高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ2019が開幕します。プレミアリーグは4月から12月に掛けて、高校年代の頂点を争う大会です。今シーズンの開幕にあたり、INSIDE GRAMPUSではMF牛澤健選手とMF田邉光平選手にインタビューを実施。主将としてチームのマネジメントを行う牛澤選手と、グラウンドマネージャーとしてゲームキャプテンを担当する田邉選手の2人に、それぞれの役割やチームの体制、今シーズンへの意気込みを語ってもらいました。


左から田邉光平選手、牛澤健選手

—今シーズンの名古屋グランパスU−18は1月から始動。そのチームにおいて、牛澤健選手はキャプテンに就任しています。まずはチーム内におけるキャプテンの役割について教えてください。

牛澤 チーム全体のマネジメントをするのがキャプテンです。このチームには「プレーヤーズスタッフ」といって、様々な役職があるんですよ。例えばキャプテンや副キャプテン、グラウンドマネージャーなどで、その下にもいくつか枝分かれしています。僕はその枝分かれしているものの一番上にいて、総括であったり、責任を負ったり、他の人にどういったことをやってもらうかを決めたりする役割ですね。


―田邉光平選手はそれらの役職の中で、グラウンドマネージャーを担っています。どういった役割だと認識していますか?

田邉 一言で言うと、グラウンドでの責任者です。一番の役割はキャプテンマークを巻くこと。グラウンド上の責任者として、ゲームキャプテンを務めます。あとはグラウンドで出た問題を解決することや、「もっとこういう練習がしたい」という意見が選手から出た時に、キャプテンと一緒に監督と話し合いをすることが僕の役割ですね。


―牛澤選手がキャプテンマークを巻くわけではないのですね。

牛澤 そうですね。去年からそういった分担でした。


―田邉選手は初めてキャプテンマークを巻いたのでしょうか?

田邉 小学生年にキャプテンをやっていたので、初めてのことではありません。キャプテンマークを巻いたほうがビシッとするというか、責任をより意識するようになりますね。ただ、今年になって初めてキャプテンマークを巻いた時は、久しぶりだったこともあって緊張しました。試合前のコイントスが終わって、審判が手を出してきたんですけど、握手することを忘れていてあたふたしました(笑)。今はもうスムーズに、自分から手を差し出せるようになりましたね。


―仕事の一つとして「グラウンドで出た問題を解決すること」を挙げていました。これまでにピッチ上で問題はあったのでしょうか?

田邉 大きいケンカなど、チーム内の問題は特にないですね。ただ、審判に対して必要以上に抗議をしてしまう時があります。それはチーム内の誰か一人というわけではないですし、僕自身にも当てはまることです。そういうところは見直して、減らしていきたいですね。「常に仲間から見られている」ということは意識するようにしています。

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