3/17（日）、明治安田生命J1リーグ第4節が行われました。名古屋グランパスは味の素スタジアムでFC東京と対戦し、0－1で敗北。試合終了後、丸山祐市選手、ジョー選手、相馬勇紀選手が試合を振り返りました。
丸山祐市選手
―今日のゲームを振り返ってください。
味スタでアウェイチームの選手としてプレーするのは初めてでしたけど、すごく楽しかったですね。結果として負けてしまいましたが、素晴らしいスタジアムでサッカーができたことに対して、喜びを感じています。ただ、負けたことについては残念に思っています。僕自身は東京が相手だったので、悔しい気持ちは大きいですね。でも、まだ4試合を終えたばかりですし、どのチームにも上のチャンスがあって、シーズンは長いので。次の札幌戦に勝てるような準備をしていきたいですね。
―特に前半、自分たちの距離感でプレーできなかった印象です。
相手は僕たちの高いディフェンスラインの裏をシンプルに狙ってきました。結果的にはそこでやられてしまったので、反省しなくてはいけません。前半は「無失点に抑えればチャンスは来る」と思ってプレーしていました。後半に入れられてしまいましたけど、攻撃面では決めるチャンスがありましたし、守備も何とか1失点で抑えられていました。また練習からやっていきたいです。
―パスがつながらなかった要因は？
グラウンドが少し固いという部分はありました。でも、それは相手にも同じことが言えるので言い訳にはなりません。少しアウェイというか、東京が前から来るというところで、プレッシャーを感じてしまった部分はあります。徐々に慣れていくことはできたので、大きな問題はなかったと思いますね。
―後半はすごくいい入りができたように思います。ハーフタイムにはどのような意思統一を図ったのでしょうか？
（前半の内容は）そこまで悪くなかったと思いますけどね。自分たちの距離感を保ちつつ、「裏への対応をしっかりしていこう」という話はしていました。
―次節までの約2週間、どのような課題に取り組んでいきたいですか？
課題はたくさんありますよ。監督が目指しているサッカーをやりつつ、個人としても成長していきたいですね。34試合のうちの1敗なので、次に切り替えられるように、そして次の試合で必ず勝てるように、この2週間を大事にしていきたいと思います。
ジョー選手
―本日のゲームを振り返ってください。
サッカーの内容はそこまで悪くはなかったと感じています。試合の最初から最後まで走りきって、いろいろな攻撃でチャンスを作ることができたと思います。残念ながら決めきれずに勝つことができませんでしたが、試合内容は悪くなかったと思っていますね。
―前半は最適な距離感でプレーできていないように見えました。
自分はそう感じていないですよ。しっかりとコンパクトを保ってやれることができたと感じています。自分たちがボールを持つ時間も長かったですしね。勝てなかったことによる悔しさはありますけど、内容は悪くなかったです。
―守備を固める相手を崩すために必要だったプレーは？
やはりゴールですね。それだけです。相手が引いたとしても、自分たちはしっかりとチャンスを作ることができていました。その中で決めることができず、同点、そして逆転という展開に持っていくことができなかった。自分たちのサッカーをやることはできたと思いますけどね。
―今季初黒星となりました。この敗戦をどのように受け入れて次戦に向かっていきますか？
下を向かないことですね。すぐに気持ちを切り替えて、この2週間で修正していきたいと思います。自分たちが勝利を取り戻せるようなパフォーマンスを見せていけるように取り組んでいきます。
相馬勇紀選手
―自身がピッチに入るまでの試合展開をどのように見ていましたか？
相手のプレッシャーが速く、前に来ていたので、（相手の最終ラインの）背後にスペースがあると感じていました。試合に入るまでに、さらに空いてきた印象があったので、「いける」と思っていたんですけど、相手は1点を取ってから、自陣に引いてカウンターで攻めることに徹してきました。そこでブロックを崩すことができなかったですね。自分としても中に入っていけなかったですし、クロスもピンポイントで上げきることができませんでした。この試合での課題ですね。
―相手のブロックを崩していくために必要だったと思うことは？
いつもの練習でやっていることですね。内容がすごく悪かったというわけでもないと思っています。ただ、相手のセンターバックは強く、サイドバックも対人守備が良かったです。いつもやっていることの精度をさらに上げて、人とボールが動きながら入ってくようなプレーをしていきたいですね。
―相手を崩すために、一つのパスで“狙いすぎてしまった”と感じるところはありますか？
そうですね。パスの距離が長くなって、人が動かなくなってしまっていたと思います。ボールを出して、動いてもらって、というか。ボールだけでなく人も動かなければ相手は動きませんからね。
―次節までに取り組んでいきたいことは？
まずはコンディショニングですね。ルヴァンも含めて5連戦だったので、しっかりと立て直していきたいです。ただ、チームとしてやることは変わらないですよ。相手に引かれても、オープンな試合展開でも、人とボールが動きながら、個人の能力も使いながらしっかりと崩していく。そこを高めていきたいですね。
