NGE

明治安田生命J1リーグ第4節 FC東京戦後 監督会見

173月

3/17(日)、明治安田生命J1リーグ第4節が行われました。名古屋グランパスは味の素スタジアムでFC東京と対戦し、0-1で敗北。試合終了後、グランパスを率いる風間八宏監督が監督会見に臨みました。


風間八宏監督


全体的には悪い試合だとは思いませんでした。特に後半は完全に押し込んだ、ですがそこで課題が一つ出たというのは、もっともっと緻密に、正確にやらないとチャンスをもっと作れないと。もう一つは、そうは言っても決定機はありましたので、そこを仕留めるというところをもっとフォーカスして強いチームになっていきたいと思います。


―押し込みながらも緻密な部分でのミスが散見されたように感じました。

一つは、一本のパスで回避しようというプレーが多すぎた。それから、アウェイのグラウンドでも正確な、止めてから蹴るまでの時間など、グラウンドが多少違ってもできるようにしていかなければならないなと思っています。


―試合としては激しい、見応えのある試合だったと思います。監督として、技術を含めた試合のレベルということに関しては失望していないのでしょうか?

全く失望していません(笑)。そういうゲームではありませんし、まだまだうちの選手たちはうまくなっていく過程にあると思っています。このゲームの中で何が良かったかと言えば、自分たちが思った通りにある程度ゲームを進めることができていた。特に立ち上がり、自分たちのリズムがつかめない中でも、しっかり相手を見ながらゲームをコントロールしている。そういうところを含め、選手たちの成長を感じた90分だったと思います。


―「緻密」という言葉がありましたが、ゴールチャンスを作るためにスペースを使うことが当面の狙いかと思います。その上で、ジョーの頭を狙うことで新しいスペースができるかもしれないと狙いになってしまうことは、チームにとって諸刃の剣となる可能性もあるのではないでしょうか?

そういう風には思っていませんし、武器は武器として使うべきです。先ほど言った通り、見えているのですがボールが合っていません。空中を使うのがいけないのではなく、ただ空中という部分は点で合わせなければいけない。そこを選手が見えていても、合わせられていないということが一つ。それから、最後の決定機となったところもそうですが、決してジョーは力でプレーしているのではなく、しっかり(マークを)外すところは外していますし、そういう風には思っていません。ですが、今言った通り見えているのに合わせられない。これはずっと言っていることですが、まだまだ課題だと思っています。


―選手の成長を感じているとの言葉もありましたが、昨シーズンと比べ、どう選手が成長されていると感じるのでしょうか?

チームは生き物なので、過去は全く関係ありません。我々は前を見て進まなければいけない。今日の試合をしっかり勝ち切るだけの力をつけなければいけないのが毎回で、それは昨シーズンも同じで、自分たちの今よりいい試合をできるよう取り組むだけです。ですから、皆さんはそう見るかもしれませんが、我々に過去は関係ありません。