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11/22(木)トレーニング後コメント

2211月

本日11月22日(木)、トヨタスポーツセンターで非公開トレーニングを実施しました。練習終了後、ジョー選手、ランゲラック選手、相馬勇紀選手が取材に応じ、11月24日(土)に行われる明治安田生命J1リーグ第33節のサンフレッチェ広島戦に向けた意気込みなどを語りました。


ジョー選手


―この2週間はどのような取り組みをしましたか?

7連勝した時のように、ボールを持つ時間を長くしながらミスを少なくするということ、そして決めるべきところで決めるということです。チームの成長を感じていることも含め、いい準備ができたと思います。


―監督からはどのような話がありましたか?

チームが強いことはすでに証明されていると思うので、「何かを変える必要はない」と言われています。何が大事かと言えば、自信を持って集中力を高め、自分たちを信じて闘うということです。今週はいいトレーニングができたと思います。


―連勝していた頃と比べると、得点は少なくなっています。この2週間で得点力を向上できたと感じていますか?

サッカーにおいて波はあります。ゴールというのは、チームとして取り組んだ成果であると思っています。自分にはもちろん、FWとしてゴールを決めるという役割がありますが、あくまで私はチームの一員ですし、チームが勝てばそれでいいです。チームがしっかりとプレーすることを第一として、毎試合臨んでいますからね。もちろん、ゴールを決めて勝利に貢献することができればすごくうれしいですよ。とにかくここからの2試合はチームが勝てるように必死で走りきりたいと思います。


―得点王争いについてはどのような考えていますか?

セカンドプランとして考えていますが、一番はチームが勝つこと、そのためにやるべきことをやることが重要です。それはチームメイトにも伝わっていると思います。ただ、個人タイトルである得点王に近い位置にはいるので、得点王になれればうれしいですけどね。


―今シーズン、コンディションのピークを夏場に持ってくるよう調整していたと聞きました。シーズン終盤のコンディショニングについてはいかがですか?

サッカー選手というのは、いろいろな状況に対応できるよう準備しなくてはいけません。終盤戦になると、メンタル面も非常に大事になってきます。そこでしっかりと集中することができれば、チームが一つになって試合に勝てると思います。自分自身、メンタル面の準備はできています。チーム全員で残り2試合をしっかりと闘うことができると感じていますよ。


ランゲラック選手


―代表ウィークを終えてチームに戻りました。何か変化は感じましたか?

特にはありません。ただ、この10日間はすごくハードに練習したと聞きました。私もオーストラリア代表の一員としてハードにトレーニングをしてきましたよ。でも、私自身、大きく変わったことはないです。


―チームとして意識的に取り組んでいるところは?

今日はできるだけ速くボールを前に運んでいくことを意識して取り組みました。後ろにパスをするのではなく、前にパスをするということが重要です。パスは得点を取るためにするものであり、パスのためのパスではいけませんからね。


―守備陣の出来に関してはいかがですか?

今日戻ってきたばかりなので、すべてを言い表すのは難しいです。セレッソと戦った時のようなマインドを持ちたいですね。後半に力を出すのではなく、やはり前半からできることをしっかりと出していくことです。アグレッシブに激しくいきたいですね。人生の中でも本当に重要な試合になってくると思います。


―緊張感やプレッシャーを感じていますか?

対戦相手がどこであれ、いつもと同じような気持ちを抱いています。チームのためにいいプレーをしたいという思いがあり、そのプレッシャーは常に感じています。それは私自身へのチャレンジでもあります。チームのために戦うことが私の仕事ですから。


相馬勇紀選手


―チームに帯同していた期間で、新たな発見はありましたか?

連係の部分ですね。それに加えて大学とJリーグではプレースピードの感覚が全く違うので、そこに慣れることができたと思います。もし試合に出ることがあれば、言い訳はできないと思っています。


―先発としてプレーしたい気持ちが強まっているのでは?

もちろんサッカー選手である以上、「先発でプレーしたい」という気持ちは強いです。ただどういう使われ方だとしても、メンバーに入ったら結果だけを考えてプレーしたいと思っています。


―スタートから試合に出るのと、途中から出る場合で意識することに違いはありますか?

結果を出すという部分で違いはあるかもしれません。途中から出るということは、流れを変えることが求められますし、相手は疲れているけど自分はフレッシュという状態です。そういった部分は最初から出る時と違うと思います。プレーの軸は変わらないですけど、得点差などの状況を考えながらやらないといけないと思っています。


―連係面の収穫はいかがですか?

クロスの練習をやっていて、FWの選手と意識の共有はできていると思います。自分の特長をさらに生かしてもらえるように話しながら練習ができているので、良くなっていると思います。


―守備の部分はいかがですか?

自分に求められるのは運動量の部分だと思っています。そこは大学の4年間で培った部分なので、攻守の両面で運動量多くやっていきたいと思います。


―相手のアタッカーを止める部分も求められているのでは?

攻撃もそうですけど、1対1の守備は自分の武器だと思っています。これを武器として闘っていくからには、Jリーグで誰にも負けたくないという気持ちがあるので、そこはこだわっているところです。


―特別指定選手としてシーズン終盤の重要な一戦に臨みます。現状をどのように感じていますか?

他の選手からどう思われているかはわからないですけど、自分は名古屋の選手の1人として考えています。別枠で、外からきた選手というのではなく、「名古屋の一員として」という思いで、結果だけを考えてやっています。


―大学生という立場でのプレッシャーはいかがですか?

夏場にも言いましたけど、いまは大学という帰る場所があって、失うものがないからチャレンジしやすいというのはあります。ただ、ここは来年もいる場所なので。グランパスが好きで、ここでプレーしたいと思って加入を決めたクラブです。まだ職業ではないのでわからない部分はありますけど、「絶対にJ1でやりたい」という強い気持ちを持っています。


―「大学生だからこそ」という思いもあるのでは?

そうですね。今年に大学で「日本をリードする存在になる」というスローガンを作りました。その中で「大学サッカーの注目度を上げたい」という話を全員でしてきました。そういう意味で、自分のところから「大学サッカーにはどんな選手がいるんだろう」と思ってくれればいいですね。他にも世代別の代表に入る選手や、Jリーグでプレーする大学生が増えてきています。大学の特別指定選手という言葉は、後から自然とついてきてくれればいいと思っています。