11/3（土）、明治安田生命J1リーグ第31節が行われました。名古屋グランパスは豊田スタジアムでヴィッセル神戸と対戦し、1－2で敗戦。試合終了後、玉田圭司選手、ジョー選手、中谷進之介選手が試合を振り返りました。

玉田圭司選手

ー試合を振り返っていかがですか？

前半は神戸に一方的に攻められてしまいました。相手に気持ち良くサッカーをやらせてしまったと思います。その中で1失点に抑えられたことは良かったですけど、前半の戦い方は大きな課題だと感じています。また、後半にある程度修正できたことは褒めたいと思いますが、勝ちきることができなかったので。勝ちきれるような強いチームになるために頑張りたいです。

ー厳しい状況が続いた前半、ピッチ内ではどのようなコミュニケーションを取っていましたか？

とにかく頑張るというか、それしかできなかったです。点を取られないために体を張るプレーであったりとかね。それでしのいだ、と言うべきですかね。

ー互いに様子を見ながら試合に入った印象でしょうか？

俺らはありましたね。メンバーが変わり、システムがどうなのかも分からない中でやると、どうしてもうちは後手に回ってしまいます。

ー試合の入りに関して欠けている要素は？

それが分かれば問題を解決できるんだけどね。少し相手を見てしまうところはあると思います。相手がどう出てくるかをうかがいながらやるというのは、自分たちには合っていないのかなと。

ー試合の入り方は連勝していた時期と異なるのでしょうか？

まあ、結果もついてきていたんでね。「やれる」というところを最初から出していたと思います。そう甘くはないですね。

ー前半を0－1で終え、どのような修正をして後半に入りましたか？

少し形を変えたことで、守備がハマるようになりました。その中で自分の得点で同点まで持っていけたことは、気持ち的にすごく大きかったと思います。

ー得点シーンを振り返ってください。

少しボールが流れたんですけど、自分のイメージ通りに決めることができました。

ー自身にとってJ1通算99ゴール目となりました。

あまり気にしていないですね。自分の得点よりも、チームの勝利がほしいです。

ー前半と立ち位置を変えたことで、攻守両面において好影響が出たと感じますか？

そうですね。前半は相手に触ることすらできませんでしたから。後半はプレッシャーを掛けられるようになって、相手も嫌がっていたと思います。ただ、そこで1点、2点を取って勝ち越せるようなチームになりたいですね。

ー攻守で相手を見られるようになったのでしょうか？

そうですね。そうなれば自分たちはやれるんだけど、そうならない時に大きな問題があると思います。

ー前半、“そうならない状況”に陥ってしまった原因はどこにありますか？

今日の試合に限ったことではないんだけど、少しでも自分たちのリズムでできないと、自分勝手なプレーが増えてしまうし、萎縮してしまう部分があります。そういうところに問題があると思います。

ー今後への意気込みをお願いします。

すぐに試合があるので、いいコンディションで臨めるように整えることですね。残り4試合というよりも、目の前の試合に対して集中してやりたいです。

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