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明治安田生命J1リーグ第31節 神戸戦 前々日監督会見

111月

本日11月1日(木)、トヨタスポーツセンターで非公開トレーニングを実施。練習終了後、明治安田生命J1リーグ第31節のヴィッセル神戸戦に向けて、風間八宏監督が記者会見を行いました。


※監督会見動画は会員限定となります。


風間八宏監督


ー神戸戦は満員となりそうです。どのような試合にしたいですか?

ずっと言っているところだけど、ボールを取られるところですべてが行われました。結局、退場も判断さえ間違えなければ、ああいうプレーにならなかったと思います。あそこでボールを失って、やってしまったことですからね。それ以外のところでも、ピッチの中でパスコースが限られていました。そういうところが非常に残念でしたね。特にずっと言っている立ち上がりの入り方のところでミスをしてしまうので。狙っているところはそこなので、そこのところさえ回避できれば、全然問題ないと思います。ただ、そこのところで時間、場所、それからどういうふうに自分たちがそうなっているかということを、今週はしっかり確認してやってきました。


―今週の取り組みに関して、手応えはいかがですか?

立ち上がりの状態など、一つひとつ細かいところまで意識しながらやってきました。トレーニング自体の意識は変わらないんだけど、相手や試合をイメージしながらしっかりやってこれたので良かったと思います。


―対戦相手にはアンドレス イニエスタ選手が在籍しています。

相手は彼を見ながらプレーしていると思うので、そこのところは一つの狙い目になるかもしれません。彼に嫌なところでボールを持たれてしまうと、いろいろな驚きがあるようなプレーをするから、そういうところも含めて。ただ、いつも言うけど、自分たちがボールを失わなければやられないと思うので。それが一番怖いところでもあるので、そこのところをきっちりとやっていきたいと思います。


―立ち位置に戻った後の守備についてはいかがですか?

修正の中でのことですから。これはずっとやってきていることなので、「意識をさせれば」というところですね。何度も言うけど、そこまで悪い形で点を取られているわけではありません。ただ、せっかく奪ったのにまたボールを譲ってしまうと、相手にリズムを作られてしまう。そこも含めて今週は意識してやりました。カウンターの守備に慣れてきた部分はあるけど、本来は慣れなくてもいいわけだからね(笑)。ちゃんと攻めきりたいなと思います。そのためには質を上げていかなければいけない。これは永遠のテーマなので、一人ずつ意識しながらね。いろいろなことを連続して意識しながらやってきましたから、次の試合でそれが出ればいいなと期待しています。


―前節の札幌戦は1人少ない状況ながら、相手のゴール前に迫れることを証明しました。

ボールを持ってちゃんとプレーできれば、あれだけ攻めることができます。結果は残念でしたけど、逆転できた試合だったとも思うので、11人できっちりとやっていきたいです。チームとしては確実に上がっていると思うので、あり得ないところでのミスというのをなくしていきたいと思います。


―今節では、今季のホーム戦観客動員数が40万人に到達する見込みです。目標とされていた数字の一つですが、いかがでしょうか?

お客さんの期待の表れであり、そこに選手が驚きを与えられている証拠だと思います。もう一つはチームと地域が一体になってきたということ。地域があって、グラウンドが作れているので、さらにたくさんのお客さんが来てくれているんだと思います。どういうものを作っていくかを明確にし、それを全員で地道にやっていけばできあがっていくし、それが続くことでグランパスの歴史が刻めると思います。グラウンドを作ってくれている方々に感謝しています。


―苦しいシーズンの中で「40万人」という目標を達成することは、すごく価値のあるものなのではないでしょうか?

選手たちのプレーの面白さが伝わり、地域に認められたのかなと思います。もちろん、結果は大事なんですけど、やはり結果だけではないんです。真剣勝負とともにある楽しさは、日本の中で求められているものでもあると思うので、両方を求めながら強いチームになっていければいいと思います。俺たちが言っていることをみなさんも同じように感じ、グラウンドを作ってくれたのではないのかなと思います。


―神戸戦には初めて試合を観戦する方も来場されると思います。どのような試合を見せていきたいですか?

札幌戦では、10人になってからも驚きを示すことができました。それがゴールにつながればもっと一つになれたと思います。そういうグラウンドを作っていきたいし、見せたいと思います。


―豊田スタジアムでのリーグ戦は神戸戦が最後になります。

俺もすごく楽しみにしています。満員のスタジアムでの試合はそうそう経験できるものではありません。すごくありがたいことですし、選手もそれに応えなければいけない。そういう試合をしっかりと見せていきたいですね。

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