本日10月5日(金)、チームはトヨタスポーツセンターで非公開トレーニングを実施しました。練習終了後、丸山祐市選手、金井貢史選手、ジョー選手が取材に応じ、10月7日(日)に行われる明治安田生命J1リーグ第29節のFC東京戦に向けた意気込みなどを語りました。
丸山祐市選手
ー7日は古巣であるFC東京との対戦となります。
FC東京、湘南に在籍していた時は、出場機会やタイミングの関係もあり、古巣との試合に出られませんでしたから、初めてに近い感覚があります。もちろん、自分の中で「絶対に倒す」という想いはありますけど、少し変な感覚というか、「試合をやるんだ」という感じがあります。「名古屋のために戦う」という気持ちは変わりませんけどね。
ー知っている選手たちとの対戦はやりづらさを感じるものですか?
やりづらさはないですよ。逆にやりやすいんじゃないですかね。選手もそうだし、チームとしての戦い方も分かっているので。
ー対峙するアタッカーの封じ方はイメージできていますか?
対応であったり、選手個々の特長は分かっているので、他の選手にうまく伝えて少しでも勝率を高められればと思います。いい準備ができていると思います。
ー本来のポジションに戻ったことで、やりやすさのようなものはありますか?
ボランチのポジションもやらせてもらいましたけど、やり慣れていない部分がありました。ただ、パスの質であったり、(センターバックの)パスを出した後のポジショニングなど、ボランチの選手の気持ちが分かるようになりましたね。(相手が)来ているか来ていないかというところなど、気を使えるようにはなったのかなと思います。
ーそういう意味では、ボランチでのプレーはいい影響を及ぼしたのではないでしょうか?
やったことのないポジションをやらせてもらえて、見え方も変わってきたと思います。「止めて蹴る」ということをもっと重要視しなくてはいけないなと感じましたね。それを後ろでしっかりとやれたらなと思います。
ー失点が続いている状況です。どのような意識で試合に臨みますか?
どの試合でも失点はしたくないですよ。僕はFWの選手と対峙することが多く、なるべくチャンスメイクをさせなかったり、決定機を与えないことが重要になってきます。相手のFWは誰が出てくるか分からないですけど、しっかりと抑えたいと思います。
ー前回の対戦において、FC東京はスピードを生かした攻撃で名古屋からゴールを奪いました。どのように対処したいですか?
あの時は名古屋のラインが高かったので、「裏を突くボールを蹴ってFWを走らせよう」という狙いがありました。その時は名古屋がいい対応ができていなかったと思います。今はコンパクトを保てているので、そこに気を使いながらやれればと思います。FC東京がやりたいサッカーというのはだいたい分かっているので、全員で共有できるような声掛けをしていきたいです。
ートレーニングではフリーキックの練習にも取り組んでいました。
FC東京戦だから、というわけではないですよ。得意というところまではいかないですけど、大学の時も湘南の時も蹴っていたので。アンカーやボランチとしてうまくいかなかった時に、気分転換に蹴っていたところもあります(笑)。いい感触ではあるので、チャンスがあったら蹴りたいなと思いますね。
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