NGE

明治安田生命J1リーグ第25節 磐田戦後 監督会見

19月

9/1(土)、明治安田生命J1リーグ第25節が行われました。名古屋グランパスはヤマハスタジアム(磐田)でジュビロ磐田と対戦し、6-1で勝利。試合終了後、グランパスを率いる風間八宏監督が監督会見に臨みました。


風間八宏監督


90分、すべてが良かったわけではないですけれど、要所要所で自分たちが何をするべきかということをチームしっかり合わせたこと。距離が少し、相手を受け入れるという意味で伸びてしまったことで、特に1点取ったあとは、そこのところが。自分たちの距離を取り戻してからは自由に進めましたが、そういうところを自分たちの中で気づくようになっていってくれればと思います。


―前線からしっかりした守備をして得点へとつなげるという、監督の理想とする攻守一体のサッカーの一部が見られた試合だったのではないでしょうか?

やはりサポーター、お客さまが喜ぶという意味では、どれだけゴールを多く積み重ねられるか。それから、1点目はすごくきれいでしたね。ああいうものをどれだけ見せられるか。それによってこのチームの価値も変わってくると思いますので、今日のようなゴールはどんどん積み重ねてもらいたいと思います。


―1点目のシーン、システム的にはディフェンスの金井選手がなぜあの位置にいたのでしょうか?

システムは、ほとんど関係ありません。なぜかというと、全員が受けられる位置に立つ。例えば30メートル先にボールを持っていても、それ以外の10人、キーパーを含め全員がボールを受けられる位置に立つということ、そこで最終的に敵を外すということで、狙うのか、あるいは嫌な位置に立ってボールを受けるか。その連続なので、システムの話ではありません。


―エドゥアルド ネット選手が加入し、このチームにもたらしている役割をどのように評価しているのでしょうか?

落ち着きはすごくもたらしてくれていると思います。いろんなもので見えていることの多い選手ですし、それを見て周りの選手もいろんなことに気づいています。ですけど、ネットはいま100パーセントの状態ではないですから、周りの選手がすごくうまくカバーしている。そういうところでお互いに助け合ったり、相乗効果があるのではないかと思います。


―選手交代について、和泉竜司選手、相馬勇紀選手を投入するという形が続いています。彼らに求める役割について教えてください。

何度も言いますが、和泉はそのままスタートから出てもおかしくない実力を持った選手です。相馬はまだまだこれから、若さのある選手です。和泉のこういう使い方は自信を持って出せますし、和泉も今は理解してくれていると思います。いろんなところで仕事ができる、それから今日は一度くらい安易なミスがありましたが、そういうものがどんどん減って、裏をとったところもそうですけど、すごく相手の動きが見えるようになってきた。相馬は流れの中で、今日の状況なら守るというより、もう1点取りにいこうという状況でしたし、彼のハツラツとしたプレーをサポーターが期待しているのも分かっています。そういう意味でも、その位置に入れるようにしました。