9/1（土）、明治安田生命J1リーグ第25節が行われました。名古屋グランパスはヤマハスタジアム（磐田）でジュビロ磐田と対戦し、6－1で勝利。試合終了後、金井貢史選手、玉田圭司選手、宮原和也選手が試合を振り返りました。

金井貢史選手

ー金井選手の得点がゴールショーの幕開けとなりました。

（エドゥアルド）ネットに入った瞬間に裏へいいタイミングで走ったら、ネットがいいボールを出してくれました。僕は流し込むだけでしたね。あれはもうネットのパスで決まったようなものですよ。ネットに感謝したいです。（ガブリエル）シャビエルに入った時に、うまく落としてくれて、同じ絵を描けたということが大きいかなと思います。

ーあの位置にいるということが大事だったのではないでしょうか？

あそこにいなければ、僕が出ている意味はないと思っています。僕の特長としてペナルティーエリアにどんどん入っていかないといけません。そういう意味では自分の特長が出たと思いますね。でも、前半は得点のシーンと一つ前のオフサイドになったシーンくらいしかペナルティーエリアに入れなかった。ディフェンスラインが下がっていた部分があったので、そこはもっともっとラインを上げなくてはいけなかったですね。僕自身もラインを下げていました。押し上げていれば、前半からもっと点が入ったと思います。後半はそこを反省して臨んだら、攻撃に厚みも出てきました。前半からやれていたら良かったです。

ー前半は1－0で折り返し、後半に怒涛の5得点。どのような点が今のいい状況を生み出しているのでしょうか？

今日の前半はディフェンスラインが低くなってしまったので、そこを後半は修正して高い位置で相手陣地内でパスをつないでいくことを意識しました。相手が前掛かりになっていたので、最後のほうはスペースをうまく使えた部分があると思います。そこでジョーのストロングが出たし、シャビエルも頑張ってくれました。前線の選手が前から守備をしてくれたので、すごく後ろは助かりました。最後の1失点をしないように、また勝って反省ができるので、しっかり勝ちを続けていきたいと思います。

ー金井選手の位置取りが低くなった要因は、相対する松本昌也選手が高い位置を取っていたからなのでしょうか？

相手どうこうではなくて、うちが全体的に下がりすぎた部分があったので、それで相手が高い位置を取ってきただけです。自分たちがもっともっと上げれば、相手を押し込めると思います。前半途中は相手も僕たちのことをつかみきれていなかったと思うので、そういう意味ではもっともっと押し込まないといけなかったと思います。

ー後半の内容についてはどのように評価していますか？

内容はもっと良くなると思います。だけど今は勝ち続けて、勝って反省することが大事です。僕たちは勝ち続けていかないといけない立場なので、1試合1試合勝ちにこだわって、それで内容も求めていきたいです。まずは勝って反省できるというのが一番大事にしていることですね。本当に勝たないと意味がないし、それで内容をもっともっと向上しないといけないので、そこは練習からやっていきたいと思います。

ー風間八宏監督に出会って変化したことは？

すべてが違いますね。今まで教わらなかったことばかりです。今までは相手を見ながらサッカーをしていなかったというか。局面局面では相手を見ていたかもしれないですけど、相手がどこを狙っているかということをすごく考えながらプレーできるようになりました。それがうまく自分の中で整理できているから、ああやって裏へ抜け出して点が取れているのだと思います。守備のことはあまり考えていません。取られたらダッシュで戻るだけです。本当にみんなが攻撃をやりきる力をつけるということが、チームとして目指しているところです。引っ掛かった時はカウンターをくらいます。そこでしっかり自分のポジションに戻って、いい状態でディフェンスをしていくというのがこのチームのやり方です。それがうまく出ているシーンがあると思いますけど、もっとボールを握ってカウンターを受けないように。カウンターは自分たちのミスから起きることなので。カウンターが起きないように、90分を通して自分たちが支配してやっていけたらいいと思います。

ー今日はカウンター攻撃が機能していました。

僕らは攻撃をやるために守っています。ボールを奪い返すために、みんなが守備でも同じイメージを持っていて、カウンターの場面でも奪った瞬間にみんなが同じ絵を描いて前に出ていけるというのは、今すごくチームとして成長していると思います。それは今の強みですけど、逆にボールを握った時に相手にボールを触らないでゴール前に持っていく形がもっともっと増えていけば、相手も止められないと思うので、内容を求めて練習から頑張っていきます。

ーこれでリーグ戦7連勝という結果を手にしました。

まだ足りないですね。もっともっと上を目指さないといけないです。7連勝で満足していないし、一つでも上の順位にいかないといけません。自分たちを信じて戦って、1試合ずつ勝っていくだけです。これからもっと難しい展開の試合が出てくると思いますけど、そういう時にしっかり勝ちきれるようになっていけば、もっと強くなれると思います。

ーファン・サポーターにメッセージをお願いします。

今日はアウェイ戦でしたけど、本当にホームのような感じで応援してくれました。すごく心強い味方がいたと感じています。サポーターの皆さんのおかげでこうして大量得点が取れました。こうやってどんどんみんなが僕たちの試合を見に来たいと思えるようなサッカーをして、もっともっと勝ち続けて、名古屋を盛り上げていきたいと思います。

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