ランゲラック選手
ーホーム最終戦セレモニーの日本語でのスピーチ、上手でしたね。
(日本語で)ありがとう。
ー緊張しましたか?
緊張はしませんでした。ああやって皆さんの前で読み上げるにあたって、何度か練習していましたからね。ただ、ああやって日本語でスピーチをさせていただいて、日本語という言語は自分が思っている以上に難しいと再認識しました。
ー自分の言葉を訳してもらったのでしょうか?
僕が英語で文を作って、黒須(功太)通訳に訳してもらって、ローマ字で書いてもらいました。
ー今まではどんな試合でも「目の前の試合に集中する」ということを話すことが多かったですが、グランパスでの最後のホームゲームということで、違った感情はありましたか?
特に感情的なことはなかったです。とにかくこの試合で勝たなければいけないということしか考えていなかったので、感情的になる時間もなかったなと思います。
ーこういった結果になってしまってショックだと思いますが、試合を終えたときはどんな心境でしたか?
僕だけでなく、チーム全員ががっかりする試合でした。この試合をとおして、何がいけなかったかを見直して、次の試合に臨むことができればと思っています。
ーいつものチームとは違う姿になってしまったと思いますが、どういったことが原因だと感じていますか?
難しい試合だったことは間違いありません。早い段階で失点してしまって、僕たちのダイナミックさが失われてしまいました。その時点で相手が何をしてくるのか、僕たちが何をすればいいのかということすら考えられなくなってしまったような試合だったと感じています。
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