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【インタビュー】久保藤次郎「自分を信じ、自信を持って闘いたい」

168月

8月14日(水)、久保藤次郎がサガン鳥栖へ期限付き移籍することが発表された。移籍が決まった久保が『INSIDE GRAMPUS』の取材に応じ、移籍の経緯、新天地での意気込みを語った。


インタビュー・文=INSIDE GRAMPUS編集部




サガン鳥栖への期限付き移籍が発表されました。

久保 クラブハウスでチームメートに挨拶をしたとき、すごく寂しい気持ちになりました。正直に言えば、「ここにいたい」とも思いました。でも、自分で決めたことですからね。少しずつ気持ちが整理されていき、今は「覚悟を決めてやるしかない」という強い気持ちを持っています。今週末の試合から試合に出場する権利があるので、コンディションどうこうよりも気持ちを前面に出して闘っていきたいと思いっています。


昨年に続き、夏の移籍市場での移籍となりました。シーズン途中での移籍についてどう捉えていますか?

久保 個人的にはシーズン途中の移籍に不安はありません。新加入選手ということで失うものはないですし、変な気を使わずにプレーできるので。もちろん、チームに合わせることも大事ですし、いろいろなことを考える必要はあるんですが、とにかくガツガツやっていくことが許されるというか。それはシーズン中に移籍する選手にとって一つのメリットだと思うので、新天地でもどんどん挑戦していきたいですね。


グランパスでのデビューを飾った昨年8月の浦和レッズ戦も思いきりのいいプレーを見せていましたね。

久保 はい。失うものはなかったので。あの試合でドリブルで仕掛ける姿勢を見せたことで、みんなに「そういう選手なんだ」と示すことができました。とにかく周りを気にせず、ガツガツいくべきだと思います。


改めて移籍の経緯を教えてください。

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