中山克広選手
ー試合の振り返りをお願いします。
押し込まれる展開が多くて厳しい戦いだったという印象はありますが、チーム全体で走って戦うことを徹底できたことが無失点に抑えられた要因かなと思います。
ー前半の立ち上がりに押し込まれる時間が多くなりましたが、どういったことを意識していたのでしょうか?
僕自身が狙っていたのはカウンターのところです。僕のサイドからいければいいなと思っていたんですけど、なかなかそういった展開に持ち込めなかったので、とにかく苦しい時間帯を我慢して乗り越えることができたかなと思います。
ー苦しい時間帯を耐えて、待望のゴールシーンを迎えました。
あのシーンは中に入ってくる枚数がすごく多くて、誰が取ってもおかしくないような状況だったなかで、僕のところにたまたまこぼれてきました。あの瞬間はかなり冷静にゴールを見れて、取れると感じました。でも、あれはみんなが中で潰れてくれたおかげなので、みんなに感謝したいです。
ークロスが自分のところに来るという予感はありましたか?
何かが起きるかなとは思っていました。ヤマくん(山中亮輔)のクロスには絶対に入る、というのはチーム全体として決め事というか、最後の両ウイングバックのクロスには全員が入ることを意識していたので、駆け上がった頑張りが結果に結びついてくれたのかなと思います。
ーシュートコースも見えていたのでしょうか?
(残り: 3724文字 / 全文: 4439文字)