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2024JリーグYBCルヴァンカップ プレーオフラウンド第2戦 柏レイソル戦後 監督会見

96月
6月9日(日)、2024JリーグYBCルヴァンカッププレーオフラウンド第2戦が行われました。名古屋グランパスは豊田スタジアムで柏レイソルと対戦し、1-0で勝利。試合終了後、長谷川健太監督が会見に臨みました。

長谷川健太監督


勝てて良かったです。5月の終盤に勝ちきれない試合が続いているなか、ここでしっかりと勝って次のラウンドにいけるということで、チームに勢いというか、弾みがつくと思います。中2日で天皇杯があるので、しっかりとメンバーを見ながら、コンディションのいい選手を使っていければと思っています。


ー前半に先制できたことは非常に大きかったと思います。ゴールシーンの評価をお願いします。

いいクロスが入り、枚数も多く入っていました。逆サイドにうまく入っていくというのは一つの課題でもあったので、仕留められるところに中山(克広)が入ってくれたと思っています。中山は焦るところがあったので、いろいろな話をしてきました。今日は冷静に決めてくれたと思います。


ー中山選手はゴールシーン以外でも速さを生かして効果的なプレーを見せていました。

最近は攻撃を牽引してくれていると思っています。非常に頼もしい選手です。


ー試合終盤まで攻めていた印象です。積極的に2点目を狙いにいっていたのでしょうか?

それがここ最近の課題の一つなので。今日はPKがあっても入りませんでしたが、やはり2点目は大事だと思います。


ー交代枠を残していたのは延長戦を見据えていたからなのでしょうか?

それもありますけど、90分で終わる可能性もありました。今日の控え選手にはそういう局面が来た時には「信じて使うよ」と話していましたが、経験の少ない選手も多かったので、あの時間帯に急に投入されても難しいのかなと。終盤にロングスローを入れてくるのはわかっていて、(井上)詩音や(行德)瑛といった背の高い選手を切る選択もあったと思いますが、1点差での終盤、出ている選手たちとすぐに同じテンションでプレーするというのは難しいと思いました。万が一、延長戦になり、落ちてきた選手がいればフレッシュな選手を使おうと。そこも含めて様子を見ながら戦うことにしました。


ー今シーズン、先制した試合は結果を残している印象です。

サッカーというスポーツ自体、先制点を取ればほぼほぼというか、もちろん負けるチームもありますが、優勝するチームについては9割以上、先制すると勝つというデータがあったりもします。勝てないチームは先制しても6割、5割という数字になったりもしますが、サッカーというのは先制すると勝つ可能性が上がるスポーツであるのは間違いありません。先制して勝ちきるというのが、必勝パターンだと思います。


ーここから連戦となります。タイトなスケジュールで戦ううえで、重要なことはなんでしょうか?

チームワークだと思います。連係面という部分でも、天皇杯は難しくなると思っています。どういう選手を使うかというところはこれから考えたいと思いますが、タイトなスケジュールでプレーしている選手の状態も見ながらという形になると思います。中2日しかないので、しっかり見極めてメンバーを決めていきます。