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明治安田生命J1リーグ第17節 広島戦後 監督会見

227月

7/22(日)、明治安田生命J1リーグ第17節が行われました。名古屋グランパスは豊田スタジアムでサンフレッチェ広島と対戦し、0-0の引き分け。試合終了後、グランパスを率いる風間八宏監督が監督会見に臨みました。


風間八宏監督


どちらのチームにもゴールチャンスがあったゲームだったと思います。ただ、うちはしっかり攻めて自分たちの形で良いシュートシーンをたくさん作れましたし、それからある程度安定したボールが動く中でチャンスを得られることができました。そこは良かったと思いますけど、まだまだいろんなところで足りない部分があるので。首位のチームと戦いながら、自分たちの足りないところ、こうすればもっと良くなるというのがはっきりと見えたゲームでした。


―失点がなかったことも、チームにとっては大きな結果だったのではないでしょうか?

守備だけの変化ではないですけど、今日はクロスとカウンターのチームが相手でした。それでも自分たちでカウンターを起こさせていた部分もかなりありましたし、クロスを簡単に入れされるところもまだまだあります。そういう意味では、守備だけではないけれど、守備での甘さがまだまだあります。ただ、ミッチ(ランゲラック)とセンターバックの二人を中心に、最後までゴールをしっかり閉めたということはすごく評価できると思います。あとは、ボールを安定して持てていましたし、ゴール前で「これは危ない」という取られ方はそれほど無かったですし、それを含めて良かったのではないかと思います。


―新加入の4選手が全員先発出場しました。監督からの評価をお聞かせください。

いつも言っているとおり、攻撃とは相手をどう壊すかということ、どう個性を持ってそれを合わせていくかということで、それが出たゲームだと思います。ただ、まだまだもったいない、みんなの目が合えばもっと綺麗に崩せたという場面も何回かありました。それをどんどん良くしていく作業をしなければいけないと思いました。


―中盤が安定したことで選手の持ち味も出たのではないでしょうか?

やはり、ボールを持って何を狙うかといえばゴールです。そのゴールを狙うまでに安定して自分たちがボールを持てる、あるいは相手を外すことができればチャンスの回数や狙う時間が増えると思います。そういう意味で、トレーニングの中でもジョーのポジションというものをずっとやってきているのですが、今日はすごく良かったと思います。あとは1本決めてくれれば言うことなしですけどね。