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明治安田生命J1リーグ第22節 川崎F戦後 監督会見

159月
9月14日(水)、明治安田生命J1リーグ第22節が行われました。名古屋グランパスは豊田スタジアムで川崎フロンターレと対戦し、1-1で引き分け。試合終了後、長谷川健太監督が会見に臨みました。

長谷川健太監督


後半はアグレッシブに闘えたのではないかと思います。川崎フロンターレもすごく良かったわけではないかと思いますが、そういう川崎に対して前半はボールを前に運べませんでした。そういう意味で後半はすごくいいテンポでボールを動かして、シュートの場面、またはクロスまでいけていました。その中で先制はされましたが、セットプレーからしっかりと追いつき、ゴールに迫るプレーを後半はできたと思います。自信を持つことができるプレーをできたと思います。ただ、勝っていないので、こういう試合で勝てるようにしていかなければいけないと思います。また中2日で上位のサンフレッチェ広島との対戦があるので、しっかりと全員のコンディションを見極めながら準備をしたいと思います。

 

ー後半から上げていった状況で稲垣祥選手が開幕戦以来のゴールを決めました。

祥にはマテウスがけがで抜けた状況で、「伝家の宝刀を」という話をしていました。左足でしたが本当に冷静に振り抜くことができていたと思います。

 

ー後半途中から出場した甲田英將選手もすごくいい動きを見せたと思います。起用の理由と評価についてお聞かせください。

(選手には)練習でいい選手をメンバーに入れると話しています。けがから復帰し、ヒデらしいプレーを見せるようになってきたので、今日のメンバーに入れることとなりました。彼の持ち味を出してくれたと思います。ああいう展開の中で結果を出せる選手になってもらいたいと思います。

 

ー今日の結果を受けて、数字上は優勝の可能性がなくなりました。残り5試合でどのような戦いをしたいと考えていますか?

一つでも上の順位を目指したプレーをしたいと思います。

 

ー前半は押し込まれる展開でした。監督の想定として「そこはある程度仕方がない」という考えはあったのでしょうか?

ないです。先ほど言ったとおり、川崎がいい時はボールを取ったあとにもっとラッシュを掛けてきますが、それがなかった中で自分たちが動かせなかったので。そこは怖がったからなのか、ミスが多くなったからだと思います。本来なら後半ぐらいやれるはずなので、もちろん川崎の状態にもよりますが、今日の状態ならばもっともっとやってほしかったです。


ー前半から後半にかけての修正点は「怖がってはだめ」という声掛けだったのでしょうか? もしくはポジショニングの修正だったのでしょうか?

インサイドハーフの2人がコンディション面で問題を抱えていましたので、そこを代えてもっといこうという話をしました。


ー前半の飲水タイム後に中盤の3人の並びを変更したのがどんな意図があったのでしょうか? また、後半開始から2人を代えたのはコンディションの問題なのか、あるいは戦術的な意図があったのでしょうか?

(レオ シルバは)この前の試合で打撲がありましたが、「今日はいける」ということでした。ただ、そのけがの影響があったのか、アンカーの位置でボールを受けて、本来ならパスミスをするような選手ではないのですが、捌いていいところでつっこんでボールを奪われるなど、ちょっとレオ シルバらしくないなと。ポジションを入れ替えたことで上がってくればいいなと思っていたのですが、運動量が上がらず、後半で代えることとなりました。重廣(卓也)に関しても少しコンディションに問題があったので代えました。それほど大きなけがではないと思っています。