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天皇杯 JFA 第102回全日本サッカー選手権大会 ラウンド16 C大阪戦後 監督会見

137月
7月13日(水)、天皇杯 JFA 第102回全日本サッカー選手権大会 ラウンド16が行われました。名古屋グランパスはヨドコウ桜スタジアムでセレッソ大阪と対戦し、1-2で敗戦。試合終了後、長谷川健太監督が監督会見に臨みました。

長谷川健太監督


あの時間帯は、どちらが仕留めるかという時間帯だったと思います。なかなか最後、こちらが仕留めきれず最後はクロスからやられましたが、選手は本当によく頑張ってくれたと思います。また、ウィークデイ(平日)にも関わらず、多くのファミリーがこのスタジアムまで応援にきてくださったので、そういうファミリーに勝利を届けたかったですし、阿部(浩之)ちゃんのラストゲームを勝利で飾ることができれば言うことはなかったのですが、最後もう一手が足らなかったかと思います。また中2日でリーグ戦があるので、切り替えて闘いたいと思います。


ー難しいチームマネジメントを求められた状況での試合でした。前半は若手を中心に、後半は選手を入れ替えるという展開でした。今日はどのような戦略を考えられていたのでしょうか?

中2日でアウェイでのゲームなので、フルに選手を使うということはできないと思います。それはどちらのチームもそうだったと思います。休ませる選手は休ませながら、起用する選手は時間をある程度決めながらという状況でした。最終的にあの時間帯に、どちらが点を取るかというゲームだったと思っています。


ー失点シーンはシンプルなクロスから一発で決められました。点を取りにいきながらのリスクマネジメントという部分では、どう考えていたのでしょうか?

1点目は、新しく入った選手の位置を突かれ、難しいクロス対応となりました。もう少しキーパーとディフェンスラインで声の連携ができれば防げた点だったと思います。2失点目は若干、森下(龍矢)の絞りが遅れてしまったかと思っています。


ー最初の失点が難しくしたかと思いますが、前半の45分、今日のメンバーでよく耐えたのではないでしょうか?

貴田(遼河)にしても、豊田(晃大)にしても、吉田晃にしても、なかなか試合に出る機会のない選手がゲームを作ってくれたと思っています。ああいう(先制点の)取られ方をして、テンパってしまい2点目、3点目を取られてもおかしくない時間帯に先制されましたが、そのあとはしっかりとゲームを作り、交代選手に渡してくれたことは大きかったと思います。この展開で勝てていたらと思っています。


ー後半、交代でピッチへと入る選手にはどのような言葉を掛けられたのでしょうか?

あの時間帯からいく選手には、交代することは伝えていたので「お前たちで決めてこい」という話をしました。


ー中2日でリーグ戦の川崎フロンターレ戦を迎えます。選手たちにはどのように準備をさせるのでしょうか?

次の試合からは新加入の選手も起用できるので、切り替えて、疲労の具合を見ながらメンバーを考えたいと思います。