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明治安田生命J1リーグ第20節 柏戦後 監督会見

67月
7月5日(火)、明治安田生命J1リーグ第20節が行われました。名古屋グランパスは三協フロンテア柏スタジアムで柏レイソルと対戦し、1-0で勝利。試合終了後、長谷川健太監督が会見に臨みました。

長谷川健太監督


今日は本当に全員が闘い、そして勝利に値する内容の試合をできたと思います。中3日という状況でアウェイゲームが続く中で、しっかりと全員が集中力を切らさずに闘うことができました。少し悪い流れを断ちきるような勝利だったと思います。次はまたホームの清水エスパルス戦でしっかりと闘いたいと思います。

 

ー早い時間に先制点が取れ、理想的な試合運びができたかと思います。その上で、今日の選手の動きはどう感じたのでしょうか?

守ることなく、しっかりと返す手を持ちながらずっと90分間を闘えたことは大きかったと思います。(先制して)守備一辺倒となっていたら柏レイソルにやられていたと思いますし、追加点を取れるようなチャンスも作りながらしっかりと勝ちきったことは大きかったと思います。


ーハーフタイムで内田宅哉選手を交代で投入しました。この交代を含め今日の狙いをお聞かせください。

連戦ということで、フレッシュな選手をどんどん使いたいと思い内田を入れました。柏の中盤もタレントが多いので、1点リードしていることもあり、内田の運動量に期待しながらグラウンドへ入れました。非常にいい働きをしてくれたと思います。


ー開始4分での得点、相手の隙を狙っての得点と、どちらもグランパスとして狙っていたゴールだったかと思いますが、プランどおりに進められたのでしょうか?

ゲームプランということではないのですが、いい時間帯に先制ができました。ここ数試合、なかなか勝点、勝利がないという状況で先制できていなかったので、今日はやっぱり先制できたことが大きかったと思います。久しぶりの先制点でも守りに入らず、先ほども言いましたが返す手というものをチームとして持ちながら闘えました。ゲームプランでは全くなかったのですが、いい形で先制点が入りました。早い時間で先制すると非常に難しいゲームになることも多いのですが、今日はしっかりと次の1点を相手に突きつけながら闘えたことが良かったと思います。


ー試合前の話ではマテウス カストロ選手を右サイドでという話もされていたかと思いますが、左右のバランスについてはどのような指示を出されていたのでしょうか?

特にありません。あまり選手の動きに制限を付けすぎるのは好きではないので、ある程度チームとしてのポジショニングや立ち位置はありますが、試合が始まればそれぞれの感覚を大切にプレーさせてあげたいと思います。


ー今シーズン、得点の3分の2くらいがマテウス選手に絡むものかと思います。もちろんプレーは疑いようのないものですが、今日のように勝っていても最後までボールを奪いに追いかけたり、チームを鼓舞したりと、気持ちの面でもチームに大きな影響を与えているのではないでしょうか?

すばらしいものを持っています。今日は本当に、自分の思ったタイミングでボールが出てこなかったりした場面もあったと思いますが、そこでふて腐ることなく「チームの勝利のために」という部分が、最後の最後までプレーするというところで見られたので、本当にすばらしい選手だと改めて思っています。