友との別れに涙したり、新たな生活に胸を躍らせる−−。そんな学生たちの卒業シーズンが到来しました。『INSIDE GRAMPUS』では、卒業式を迎えたばかりの3選手にインタビューを実施。第1回では豊田大谷高等学校を卒業した豊田晃大選手に、“青春の1ページ”について語ってもらいました。
まずは高校卒業、おめでとうございます。卒業式はいつ終えたのですか?
豊田 卒業式は3月4日でした。今は「本当に卒業しちゃったな」という感覚が一番強いです。
卒業式は通常どおり実施できましたか?
豊田 もしかしたら以前からそうだったのかもしれないですが、卒業証書をもらうのは学年から1人だけ、という形でした。その人以外は壇上まで歩くことなく、名前を呼ばれたらその場で立って座るだけでしたね。
そうなると感動するシーンは少なそうですね。
豊田 そうですね。1時間くらいであっけなく終わってしまったので、感動するポイントはなかったです。中学生の時は泣いてしまう場面もあったんですけどね。
卒業式のあと、最後に教室で過ごす時間があったと思います。
豊田 卒業式のあとに練習があったので、あまりゆっくりすることはできませんでした。できるだけ早くみんなと写真を撮って、卒業アルバムにメッセージを書いてもらってとせかせかしていました。なので、ゆっくり思い出を振り返る時間はなかったです(笑)。
3年間で一番の思い出を教えてください。
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