5/16（水）、JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ第6節が行われました。名古屋グランパスはパナソニック スタジアム 吹田でG大阪と対戦し、4－1で勝利。試合終了後、内田健太選手、八反田康平選手が試合を振り返りました。

内田健太選手

―間接FKから決めた1点目を振り返ってください。

八反田（康平）選手と押谷（祐樹）選手と話し合って、あのような形になりました。うまくゴールに入って良かったです。上を狙うという選択肢もあったけど、当たる面積が多くなるので。下を狙ったら、相手も飛ぶし股も抜けるかなと。ニアの下をぶち抜くことしか考えていなかったです。

—八反田康平選手と押谷祐樹選手が同時に避けたのは、あの場で話し合って決めたのですか？

そうです。「隠して」とお願いしたら、2人から「走るときに避けるから」と言われていました。同い年なんで、3人の息の合ったプレーでしたね（笑）。

—自身の2得点目は畑尾大翔選手が逸したボールに反応し、ヘディングシュートの跳ね返りを自ら押し込みました。

気持ちで押し込みました。（押谷選手が）蹴る前から「ハタ（畑尾大翔）に」というのは言っていたし、ハタの次のボールを狙おうと思っていました。まあ、いいところに落としてくれたので。1発目で決められたら良かったですけど、ポストに当たると思ったので詰められていました。

—今日は全体を通して組織的なディフェンスを構築していました。

前の2人、オシ（押谷祐樹）と（深堀）隼平が頑張ってくれたし、ああやって（パスコースを）制限してくれると、僕とハチ（八反田康平）もついていきやすいし、みんながいい距離感でした。あの2人の頑張りで全部ボールがこっちにこぼれてきたし、ああやって球際で闘えば、僕らのボールになると思います。そのあたりは良かった点だと思います。

—前線の2選手と八反田選手とともに、相手のボランチを封じていました。

僕とハチの中でもずっと話していたし、僕も隼平とオシにずっと言っていたので。本当に狙い通りの守り方でした。

—90分間を通して、そのディフェンスが機能していたのではないでしょうか？

そこだと思うし、90分間やり続ければ、こういう結果になると思うから。そこは最低限やらないといけないところかなと思います。

—ボランチとして意識したことを教えてください。

まずは真ん中を空けないこと。相手のセンターバックが差し込んでくるから、そこをケアしつつ、ボランチにはプレッシャーを掛けることを意識しました。

—チームにいい影響を与える勝ち方になったのではないでしょうか？

僕らもプライドがあるし、そういう部分をプロとして見せることができたと思うから。リーグ戦につなげたいですね。

—若い選手が多く出場する中で、キャプテンマークを巻いてプレーしました。

年が上の方で中堅ですけど、ハチとオシ、畑尾の4人でしっかり勝たせることを目標にやろうと話していたので。4人でいい声を出し合っていたし、そういう面では良かったと思います。

—試合後、風間監督がその4人について「チームの中心になっていた」と評価していました。

やることは変わらないですし、自分の持っているものを出そうと思って臨んだ試合だったので、結果がついてきて良かったと思います。

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