マッシモ フィッカデンティ監督
ーノックアウトステージ進出決定おめでとうございます。感想を聞かせてください。
最後の1試合を残して、首位での突破を確定できました。疲労などいろいろなものと闘いながらですので、そういったことも考慮しながら、最終節ではなく、あと一歩という状態で決めきったのはすごく重要だと思います。まず選手たちに対して「本当によくやってくれた」という声を掛けました。我々はサッカーというスポーツに取り組む上で、必ず勝利をするためにそれに向き合っていると。どのようにして勝つかしか考えないようにしているので、次も決して消化試合ではなく、どのような形で勝つかということに選手たちも頭を切り替えていると思います。最後のゲームもしっかりと闘いたいと思います。
ー浦項スティーラーズとの第1戦では3−0で勝利しています。今回、相手に対してどのように闘っていきたいですか?
第1戦を振り返ると、PKのシーンで相手に退場者が出て、1人少なくなりました。そこで点差を広げ、それ以降の試合運びはすごくやりやすい展開になりました。第6節を迎えるにあたって、相手は絶対に勝利が必要な状況で、我々は1位通過が決まっている状況。そういった状況は関係なく、こういった形で、こういった大会で、どのようにグループステージの最後を締めるかというところで、しっかりとお互いに正々堂々と、スポーツ的な意味での闘争心をむき出しにして、勝利を目指してやる。それだけに尽きると思います。我々はそういった姿をしっかりと見せることで、この大会がスポーツマンシップに沿った形で行われていることを証明したいと思います。
齋藤学選手
ー明日の試合も勝利して、6戦全勝でグループステージを終えたいのでは?
そうですね。まずは試合をできることに喜びを感じなければいけません。その中でここまでの5試合に全勝したのはすごく喜ばしいことですけど、グループステージ最後の1試合に勝つか、負けるかというのは大きな意味を持つと思います。しっかりと勝って、日本に帰りたいと思います。
ーノックアウトステージ進出が決まり、今のムードはいかがですか?
監督が言ったようにグループステージ最後の試合にも勝って、日本に帰ろうという話をしています。特に緩むことなく、しっかりとした緊張感を持って、やるべきことをやる。ここまで多くの選手が試合に出場していますけど、出ていない選手が点を取るとか。すごく緊張感のある練習ができているので、明日の試合を楽しみにしています。