6月22日(火)に初戦を迎えるAFCチャンピオンズリーグを前に、メルボルン・ビクトリー時代に同大会に出場したランゲラック選手にインタビューを実施。アジアでの戦いで注意するべきポイント、意気込みなどを語ってもらった。(6月11日取材)
インタビュー・文=INSIDE GRAMPUS編集部
間もなくAFCチャンピオンズリーグを迎えます。今の率直な気持ちを教えてください。
ランゲラック ACLは権威ある大会ですから、出場できることは我々にとって栄誉なことです。ワクワクする大会なのですごく楽しみで、戦いが始まるのを心待ちにしています。
メルボルン・ビクトリー(オーストラリア)に在籍していた2008年と2010年にACLに出場しています。大会にはどんなイメージを持っていますか?
ランゲラック アジアの頂点を争う大会なので、ハイクオリティーな戦いが繰り広げられます。我々にとって大きなチャレンジになると思います。グループステージはタイでのセントラル開催となり、日本にいる時とは環境が違うので、コンディショニングなどの難しさもあると思います。
難しさという面では、普段対戦することのないアジア各国のチームと対戦するという点も挙げられると思います。
ランゲラック そうですね。我々もいろいろな国のチームに合わせていかなければいけません。Jリーグのチームであれば知っている選手ばかりですが、大陸間での大会は未知なことが多くあります。また、日本ではすばらしいピッチでプレーできますが、そういう点でも環境が違います。一つひとつのチーム、試合に合わせることが重要になると思います。
相手に合わせるという言葉がありましたが、Jリーグでの戦い方と変えるべきでしょうか? もしくは、普段と変わらず積み上げてきたものをぶつけることが求められるのでしょうか?
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