本日5月10日(木)、チームはトヨタスポーツセンターで非公開トレーニングを実施しました。練習終了後、ジョー選手、長谷川アーリアジャスール選手、ランゲラック選手が取材に応じ、5月12日(土)に行われる明治安田生命J1リーグ第14節のV・ファーレン長崎戦に向けた意気込みなどを語りました。
ジョー選手
—浦和戦は残念な結果に終わりました。1日経過して振り返ってください。
0−2というのは狙っていたものとは異なります。ただし、前半は見ていていい内容だったと感じていました。その部分は良かったと思います。ルヴァンカップは厳しい結果に終わりましたけど、リーグ戦がまもなくやってくるので、切り替えてしっかり準備をして、勝ち点3を持って帰りたいと思います。
—FC東京戦、横浜FM戦とゴールを記録しました。コンディションは上がってきていますか?
ここまでリーグ戦で12試合を戦うことができました。そのおかげで自分のコンディションも100パーセントに届いたと思っています。コンディションが100パーセントであっても、昨日の試合に勝てていないように、大変な結果が続いています。そういった状況でも、チーム全体としていいサッカーを見せたいですね。自分がゴールを決めることができ、またチームが勝つことができればベストだと思います。
—試合内容が向上している中で、勝利をつかむために必要なのはどういった部分なのでしょうか?
まずはプラスになってきたことを理解して、うまくプレーできていた部分を次の試合でやり続けることが必要です。その上で、決めきること、やりきることを意識して、自分たちの気持ちをもっと全面に試合で出すことで、いい結果を手にできると思います。いい部分は継続し、修正点は改善していきたいです。
—ヘディングでの得点が多くなっていますが、足元でボールを受けたいという意識はありますか?
ヘディングは自分の特長です。背も高いですしね。チームメイトも僕の特長をうまく使おうという意識を持ってくれているので、高いボールを配給してくれていると思います。足元でもうまくプレーする自信はありますが、チームメイトが背の高いFWに合わせたプレーをしてくれているので、ヘディングのゴールが増えていると思います。
—チームとの連係面についてはどう感じていますか?
トレーニングでしっかり合わせていくことが重要だと思っています。トレーニングでもうまく合っていない時がありますから。練習の中でタイミングをつかめば、試合中で1つや2つのチャンスから得点を奪うことが可能になると思います。ですから、トレーニングから必死でタイミングを合わせて、それを試合に生かしたいと思います。
—「日本人選手には戦う気持ちが足りない」と語っていましたが、他の国の選手と比べて、日本人選手は試合の中での感情表現に物足りなさを感じますか?
それはいい、悪いと判断するものではありません。国や文化によってサッカーのスタイルも変わってきます。南米では気持ちや気合いを試合中に表現することが多いですけど、日本ではテクニックで相手と駆け引きをしながらプレーを選択することが多いと思います。それは悪いことではありません。ただ、この厳しい状況の中では、もう少し気持ちを入れることでいい結果が出るのではないかと思います。
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