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JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ第5節 浦和戦後 監督会見

95月

5/9(水)、JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ第5節が行われました。名古屋グランパスは埼玉スタジアム2002で浦和レッズと対戦し、0-2で敗戦。試合終了後、グランパスを率いる風間八宏監督が監督会見に臨みました。


風間八宏監督


リズムは非常に良かったと思います。ですけども、やっぱりここで二つ。一つはシュートの場面、あるいはゴール前のラストのプレー。ここでしっかり最後までやり切るというところで、一人ひとりの個の力が重要だということ。それからもう一つは、あれだけ攻め込みながら、フリーな状態でミスをして、自分たちで失点をする。あるいはリズムを壊してしまうという、この二つ。これをしっかり克服していかなければいけないという問題点が見えた試合だったと思います。


―今日は特別指定選手の大学生、榎本大輝選手を先発で起用しました。評価を聞かせてください。

特に前半は非常に良かったと思います。(合流して)短い間ですけど、個人の戦術、チームとの結びつきも理解してよくやったと思います。トライしていたことがすごく良かったと思います。これを続けていって、たくましい選手、あるいは試合を決められる選手になってほしいなと思います。


―2失点をどう捉えられているのでしょうか。そして1試合を残し、ルヴァンカップの敗退が決まりました。この結果をどう受け止めているのでしょうか?

結果に関しては考えるというより、そうなってしまったものですし、次のことを考えるしかありません。2失点は自分たちが崩されたというよりも、自分たちで崩れていった。すごくいいリズムの中で自分たちがミスをしてしまう。例えば最終ラインでオフサイドを取り損ねてしまったことであったり、その前で、ボールを失わなくていいところで失っているシーンがありました。それがなぜ出るかと言えば、個人のミスです。90分を闘いながら、いい時間帯、あるいはこれからのっていける時間帯の中で、しっかり自分たちがプレーしなければいけないということを学んでいく必要がある。そういう2失点だったと思います。


―今日は4バックでスタートし3バックへと変更したように見えましたが、どのような意図があったのでしょうか?

まったく変えていません。はじめから3-5-2でやっていました。ただ、八反田(康平)にはもっともっと動きが必要だった。そこに固定するよりも、攻撃の時は相手を崩しにいかなければいけないので、そういう部分を含め、まだまだ個人の戦術眼というものも上げていかなければいけません。そうすればもっとブレずに、あるいはもう少ししっかり奥まで入って崩すことができたと思います。