異例の1年となった2020シーズンは、選手やコーチ陣はもちろん、スタッフたちの奮闘も見逃せない。裏方としてチームを支えるチームマネジャーの三田実にインタビューし、日々の業務やコロナ禍のシーズンについて話を聞いた。
インタビュー・文=INSIDE GRAMPUS編集部
まずは自己紹介からお願いします。
三田 愛知県長久手市出身、1997年生まれで23歳の三田実です。高校までサッカーをプレーしていて、卒業後は新潟県にあるJAPANサッカーカレッジに進学しました。専門学校に2年間通い、20歳の頃からグランパスで働いているので、今シーズンで3年目を終えたことになります。
マネジャーというキャリアを目指した経緯は?
三田 サッカーをプレーしていたものの、自分がプロ選手になれるレベルではないことをわかっていました。しかし、サッカーしかやってこなかった人間なので、自分からサッカーを除くことができず、なにか違った形でサッカーに関わりたいと思っていました。準備や片付けなど裏方的な仕事に興味があり、そういったことでサッカーに関われればと考えていました。
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