グランパスのオフィシャルフォトグラファーを務める2人にフォーカス。13年に渡ってグランパスを撮り続けている本美安浩さん、ホームゲームに加えてアウェイゲームにも帯同している黒川真衣さんに、今シーズンに撮影した写真の中からベストショットを10枚選んでいただきました。写真家ならではの視点で書かれたキャプションとともに紹介していきます。今回は黒川さんのベストショットをお届け!
本美安浩
カメラマンとしてキャリアを積んでいた1993年、Jリーグ開幕戦を観戦した際に衝撃を受け、スポーツカメラマンになるため独立。2008年から名古屋グランパスオフィシャルフォトグラファー。現在、Bリーグ・シーホース三河のオフィシャルフォトグラファーも務める。
■6/1 トレーニング
自宅でのトレーニング、グループトレーニングを経て、全体練習がようやく再開した日の1枚。久しぶりに選手たちの笑顔が見られて良かったです。コロナ禍において私自身も先が見通せず、落ち込んでいましたが、この日の撮影から一つの光が見えた気がしました。
■5/20 トレーニング
試合の時は常に厳しい表情でピッチを見つめるマッシモ フィッカデンティ監督が、練習後に見せた笑顔がこちらです。スタッフとボールを蹴っている時の表情で、普段は見られない表情を切り撮ることができました。
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