成瀬竣平選手
ールヴァンカップ準々決勝のFC東京戦は途中出場しました。どのようなことを意識しましたか?
まずは後半の立ち上がりで失点をしないことを前提として、しっかり1点ずつ取って、そのまま逆転という流れを作ることを意識していました。ただ、後半8分に失点してしまい、そこから流れが悪くなってしまいました。やはり前後半ともに立ち上がりの15分までは一番集中しなければいけない時間帯なので反省しています。
ーミスをした時にいつも以上に悔しそうな顔をしていたのが印象的でした。
リーグ戦でFC東京と対戦した時に退場してしまったので、そのリベンジではないですが、このルヴァンカップでの対戦で結果を求めていました。そういう感情が出たのかなと思います。
ーここ数試合、自分たちらしさをあまり出せていないと思います。
直接的にどこかの調子が悪いからだとは思いません。自分たちは相手に合わせてやるのではなくて、自分たちがどういうふうにやっていくかというのがあります。そういった点では、まずはしっかりと守備を固めて失点をしない上で、得点を取るためにどのような攻撃を組み立てていくかがすごく大事になってきます。そこがうまくかみ合っていないのかなと感じています。
ー個人としてこれから増やしていきたいプレーはありますか?
まずは守備の選手として、失点しないためにどうやって守っていくかが、今一番大事だと思っています。その守備をした上で、攻撃で自分の特長を生かして得点につなげていけるようなプレーを増やしていくことが今の課題です。
ーキャンプの時に「まずはリーグ戦で10試合に出ることが目標」とおっしゃっていました。その目標を第12節の川崎F戦で達成しました。
キャンプから試合に出続けられたことは自信になります。オ ジェソク選手や宮原和也選手が入ってくる中で、試合に絡み続けるために結果を出していかなければいけません。それは試合はもちろんですが、練習からもしっかりとやっていきたいです。
ー次の目標はどのように考えていますか?
1年間をとおして試合に絡み続けることが大事だと思っています。今は何試合か出れていますが、この何試合かで終わるのではなく、1年間をとおしてしっかり出続けることを目指しています。ー成瀬選手の特長は攻撃面にあると思います。手応えなどは感じていますか?自分はまだアシストができていませんが、まずはいい守備をすることが重要です。そこからいい攻撃につなげてアシストや得点をしていくということが大事かなと思います。
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