稲垣祥選手
ー今節は12日(水)のルヴァンカップで対戦したばかりの川崎Fが相手です。その試合がベースになってくると思いますが、どのような部分を土台に闘おうと考えていますか?
お互いに前回対戦した感覚が残っていると思います。立ち位置やどのようにプレッシャーを掛けてくるか、どこが空いてくるのかなどを、どちらが突けるかというゲームになると思います。
ー前回の対戦以上に、出していきたいところはありますか?
できる限り主導権を握りながらゲームを進めていくため、自分たちの立ち位置やどこが空いてくるのかなどを見極める必要があります。試合中に相手がフォーメーションを変えることがあるかもしれないので、そのようなことを研ぎ澄ませながらやっていきたいです。
ールヴァンカップでの対戦を受けて、ポジティブな気持ちで試合に臨むことができますか?
自分たちのやるべきことをやれば、自分たちのゲームになっていく感触を得ることができました。今回の対戦でもその自信は結構あります。
ーここまで全10試合に出場しています。疲労感はいかがですか?
疲労がないわけではありません。フルコンディションでのパフォーマンスまでいかないかもしれませんが、疲労を抱えた中でなにがやれるのかを頭で整理しながらプレーするようにしています。
ーミドルシュートなど外からの攻撃が少ないように思います。
僕自身はこぼれ球をしっかり狙うようにしています。ミドルシュートはもともと得意なので、(シュートの)感覚を持っていると思います。
ーリーグ新記録の10連勝中を打ち立てた川崎Fが相手です。試合に臨む心境はいかがですか?
川崎がそれだけ勝っているのには理由があると思いますし、いい選手もそろっていますよね。警戒するべきところを警戒しながらも、ワクワクした気持ちですし、自信はあります。結果で示したいと思います。
ー中盤の主導権争いにおけるポイントはなんでしょうか?
中盤だけとは思っていません。サイドでの攻防をはじめ、FWで収まるのか、相手に奪われるのかという攻防も大事になってくると思います。それぞれの局面で負けないことは、ポジションに関わらず大事なのかなと。自分たちがどれだけ相手とのミスマッチを作り、主導権を握っていけるかも大事だと思います。
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