6月30日(火)、山﨑凌吾選手と稲垣祥選手のインタビューを実施。明治安田生命J1リーグの再開を控え、チームの現状や意気込みなどを語りました。
山﨑凌吾選手
ーJ1リーグ再開を前に2つの練習試合をこなしました。
20日(土)のFC岐阜戦は体が重く、なかなか難しい場面がありました。27日の試合は公式戦が再開する1週間前ということで、できることや1週間で詰めなければいけないことを確認できました。チームとしてはまだまだ良くなると思います。
ー体の状態はいかがですか?
練習の中で上げてきたつもりですけど、試合になると心拍数が上がったり、スプリントが少なかったりして、最初の試合では難しかったです。しかし、長い時間試合に出られたことがすごく良かったと思っています。
ー試合勘という面では?
岐阜戦で長い時間試合に出られて、土曜日にも試合があったので、そこまで不安はありません。期間は短いですけど、今できることをしっかり取り組めていると思います。
ー約4カ月の中断期間で大変だったことはありますか?
できることが限られていた中、家でできることを自分なりに取り組めたと思います。プライベートにおいては第二子が誕生しましたが、ちょうど新型コロナウイルスの時期と被っていたので大変でした。
ー再開までの4日間でどのようなことを詰めていきたいですか?
対戦相手の特徴を意識しながら練習していくと思います。その中で、自分たちの良さを出せるように準備していきたいです。
ー清水の印象を聞かせてください。
マリノスでヘッドコーチをしていた方(ピーター・クラモフスキー)が監督に就任し、スタイルも変則的です。マリノスのやり方に似ているという印象があります。
ーチームにはポジションを争う金崎夢生選手が加わりました。
金崎選手から学べるところがたくさんあります。その中でも自分の良さを出して、毎日の練習からアピールしていきたいです。
ー27日、J2が先駆けて再開し、J3も開幕しました。
徳島対愛媛の試合を見ました。医療従事者をはじめとした多くの人たちのおかげで、ようやく再開できたと思います。DAZNで映像を見ると、「ようやく始まったな」という気持ちになりましたね。映像を見るだけでも高まってきて、すごく楽しみです。
ー今シーズンは交代枠が5人に増えました。先発で試合に出た場合、序盤から飛ばしていくイメージですか?
そうですね。僕自身もそういうスタイルでやっていますし、チームのために闘いたいです。
ー夏場の連戦が続きます。気を付けたいことはありますか?
経験したことがない連戦になるので、リカバリーが重要になってくると思います。トレーナーのサポートだけでなく、僕自身もセルフケアをしながら、毎試合いいパフォーマンスを見せられるように準備したいです。
ー再開から2試合はリモートマッチでの開催です。
が会場にいないのは不思議な感じですが、それも公式戦の大事な試合です。DAZNで試合を見てくれる方に楽しいサッカーを披露して、その中で勝ち点3を取れるようにしたいです。
ー改めて今シーズンの目標を聞かせてください。
クラブとしては優勝を目指しているので、その力になれるように僕自身も頑張っていきます。特にFWとして結果を残したいですね。具体的な数字は決めていませんが、今までの自分を超えられるようにと意識しています。ゴールに絡む部分はもちろん、体を張るなどいろいろなプレーで貢献したいです。
ーファミリーの方へメッセージをお願いします。
ようやく試合が再開します。ファミリーの方に楽しんでもらえる試合をして、勝利を届けたいと思っています。リモートマッチが終わって試合会場に来れるようになったら、皆さんの後押しを楽しみにしています。僕たちはそれを力に変えて頑張ります。
(残り: 1931文字 / 全文: 3475文字)