NGE

【動画】明治安田生命J1リーグ第33節 磐田戦 前々日監督会見

2811月

本日11月28日(木)、トヨタスポーツセンターで非公開トレーニングを実施。練習終了後、明治安田生命J1リーグ第33節のジュビロ磐田戦に向けて、マッシモ フィッカデンティ監督が記者会見を行いました。


マッシモ フィッカデンティ監督


ー今節もタフなゲームになることが予想されます。この1週間はメンタル面についても強調してきたのでしょうか?

タフになると同時に難しいゲームになると思います。どちらも「絶対に勝ち点を奪わなければいけない」という気持ちで試合に入ると思いますからね。リーグ終盤の試合というのは、内容だけでなく、気持ちの部分でしっかりとやりきることが大事になってきます。先日の鳥栖戦もすごく難しい試合になりましたけど、最終的には勝ち点を取ることができました。なにが起こるかわからないということも踏まえ、あらゆることを想定し、どういう状況に直面しても選手は冷静に賢く対応していく必要があると思います。


ー負傷者も含め、試合に出場できない選手がいます。メンバーが入れ替わることにより、どのような違いが生まれると思いますか?

明らかに試合に出場できない選手がいて、今までと異なる選手が試合に出ることははっきりとしています。当たり前のことですけど、今まで出場機会のなかった選手たちにとっては大きなチャンスになります。試合の位置づけは先ほど言った通りですが、このチャンスを生かしてもらいたいなと。そういう気持ちで試合に入ってくれればさらにそういう力が加わると思うので、そこにも期待しています。


ー出場機会のなかった選手たちのポテンシャルについてはどのように評価していますか?

ここまで、約17人ぐらいの選手を試合に起用してきたと思います。その中で、これまで全く出場機会のなかった選手が今節の試合に出るかと言うと、その可能性は低いと思います。十分に試合に出る権利があった中で、「このワンチャンスをものにしろ」というわけではないです。「しっかりとグラウンドで見せてこい」という感覚ですね。デビュー戦ではないですし、そこまで深く求めているわけではないです。


ー今週は試合時のメンバーと構成を変えてトレーニングを行っていました。どのような意図があったのでしょうか?

毎試合、11人をガラッと変えることはありませんけど、ケガ人を含めて、何人かを変えることはあります。出る選手によって戦術が変わることもありますし、あるいは誰が出てもベースとしてある戦術を理解して闘ってもらいたいという考えもあります。練習の中から、どういう組み合わせでも機能しなければいけません。組み合わせによって生まれるものを練習の中で作っていきたいと思っていますので、練習でメンバーを固定するというのはふさわしいやり方ではないのかなと思います。


ー対戦相手である磐田の印象は?

今の監督が就任されてから、最初はいいスタートを切れたようには見えませんでしたけども、現状はすごく闘えていて、一つになっていますよね。個人的にはすごく好きなチームというイメージがあります。もちろん、磐田にとっては(残留の)チャンスのある状況ですが、彼らは自分たちで全部を変えられる状況でもないということをわかった状態です。少しでも可能性のある時、この世界で生きている人間はプロとしてやっているので、最後まで諦めずにやってくると思います。そういった部分でもちろん警戒しています。チーム状態もいいと思っています。


ーグランパスは勝ち点1を獲得すれば、残留が事実上決定する状況です。対する磐田は勝ち点3が絶対に必要となっています。こういった状況はゲームプランを考える上で考慮していますか?

今までもこういった状況で指揮を執ったことがあります。勝つための準備をしないと、試合でいい入り方は絶対にできないと思っています。選手たちにもまず勝ち点3を取りにいくという試合の仕方をしようと言っています。相手はもちろんそういった状況で臨んでくるので、我々もそういった気持ちでやっていく必要があると準備しています。


ーここ数試合、エドゥアルド ネット選手が攻撃のキーマンになっています。彼に期待するプレーは?

彼の特長として、試合終盤にフィジカル面で少し苦労することはもちろんわかった状態で、彼に役割を与えています。なので、ご覧いただいているように、彼のテクニックを生かされるのは、ボールを持っている時です。ご覧になられている通りだと思います。その中で彼自身もコンディションが上がってきて、90分間そういったプレーをできるようにしようと。そういう選手になれたら、彼自身のプレーヤーとしての評価がより高まるとわかって取り組んでくれています。どんどんそういった時間が長くなればと思っています。


ー選手の状態について、先週は「全員の調子が非常に良くて、私を悩ませる」と語っていました。今週の練習を見ている限りでは、どのように感じていますか?

今週はもともとケガであったり、出場停止で起用できない選手が複数名いるので、今まで招集メンバーに入っていなかった選手たちから「よりチャンスがある」という意欲を感じました。その中で「フィジカルコンディションを就任してから上げないと」と言いながら取り組んできて、実際に上がってきました。終盤になると、そこと同時にメンタルのコンディションもより問われると思います。その両方を見た上で、こういう試合でこういう気持ちを持って取り組んでくれている選手であれば、絶対に連れていきたいという気持ちがあります。両方を見た上で、一番ふさわしい18人を選んでやっていきたいと思います。全員が本当にいい取り組みをしてくれているという評価をしています。ギリギリまで待って決めたいと思います。


※以上の監督会見の動画は会員さまのみご覧いただけます。

(残り: 595文字 / 全文: 2958文字)

この続きをみるには

この記事の続きは会員限定です。
JリーグID登録と購読手続が
完了するとお読みいただけます。