NGE

明治安田生命J1リーグ第30節 札幌戦後 選手コメント②

211月

11/2(土)、明治安田生命J1リーグ第30節が行われました。名古屋グランパスは札幌ドームで北海道コンサドーレ札幌と対戦し、0-3で敗北。試合終了後、丸山祐市選手、米本拓司選手、長谷川アーリアジャスール選手が試合を振り返りました。


丸山祐市選手


―0−3での敗戦となりました。今日の試合を振り返ってください。

苦しい状況の中で、結果を残せなかったことが悔しいです。いい練習をしてきましたし、相手より気持ちの面で上回っていないといけないと思っていました。だけど、結果がすべてです。しっかり反省しないといけません。0−3という結果を受け入れないといけないですけど、正直受け入れがたいものです。守備でいい準備をしてきた中で、前節と同じようにセットプレーでやられてしまいました。なにかしらの改善策を探さないといけません。残りは4試合しかありません。苦しい状況の時はなにかをしても、なかなかいい方向に結びつかないものです。なにかしらのいいきっかけができればいいのかなと思っています。切り替えて次の準備をしたいと思います。


―この札幌戦に向けて、しっかりと準備をしてきました。今日の前半はそれがある程度再現できていたと感じていますか?

チャンスがなかったわけではありません。チャンスがあった中で、行く時は行こうと思っていました。だけど、相手を簡単に受け入れてしまった印象はあります。前からプレスを掛けて引っかかったのは、ジョーがシュートを打った場面くらいでした。前半からもう少し相手にプレスを掛けても良かったのかなと思います。


―コーナーキックから相手に先制点を奪われた場面では、深井一希選手がフリーの状況になっていました。

大外までボールが行ってしまえば、得点機会は少なくなると思います。ただ今日はあそこを抜かれてしまいました。今日を含めて、広島戦、仙台戦と3試合でコーナーキックからやられています。ゲームが崩れてしまうので、改善しないといけません。


―後半に入るとペースを握る時間帯もありました。

0−1で折り返して、相手にもチャンスもありましたけど、僕らにもありました。僕らが先に点を奪えれば良かったです。結果的にはやられてしまったので、守備の人間としてはあそこを抑えたかった。自分たちのいい時間だったからこそ、より集中力を高める必要があったと思います。


―吉田豊選手の退場により数的不利の状況となりました。

あの場面はその前に崩されてしまい、ズレが生じてしまいました。その責任のすべてを豊が取ってしまった。あれは豊だけの責任ではありません。チームとして中をしっかり固めるという部分で、ドリブルをされてしまった。それが2失点目につながってしまいました。各々のプレーが軽率だったのかなと思います。


―残り4試合を残して苦しい状況が続きます。どのようなことを意識して取り組んでいきたいですか?

残りは4試合しかないですけど、マッシモ(フィッカデンティ)が求めているサッカーを信じてやるしかありません。すべての選手が「名古屋のために」という犠牲心を持ちながらやる。それがいい結果につながると信じて、やり続けるしかありません。

(残り: 1521文字 / 全文: 2814文字)

この続きをみるには

この記事の続きは会員限定です。
JリーグID登録と購読手続が
完了するとお読みいただけます。